NY原油先物は大幅続落、対メキシコ輸入関税導入が嫌気される

2019年6月1日 09:17

印刷

記事提供元:フィスコ


*09:17JST NY原油先物は大幅続落、対メキシコ輸入関税導入が嫌気される
NYMEX原油7月限終値:53.50 ↓3.09


5月31日のNY原油先物7月限は大幅続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は前日比-3.09ドルの53.50ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは53.05ドル−56.61ドル。米国政府がメキシコ商品に対し5%関税を導入すると発表したことを受けて、世界経済が悪化し需要が鈍化するとの懸念が広がった。米国株安も
嫌気された。なお、メキシコ産原油も課税対象に含まれる場合、5%のコスト高が米国の石油精製業の業績を圧迫するとの見方も広がっている。《FA》

関連記事