Windows 10 May 2019 Update、デフォルトで「python.exe」コマンドが導入

2019年5月30日 22:44

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 Windowsは長年の間、Pythonインタプリタを含まない唯一の主流のOSであることが知られてきた。しかし、Windows 10 May 2019 Updateではその状況も変化する。MicrosoftはPythonを使った配布物をMicrosoftストア上でリリースしやすくなるように変更したほか、Windows 10 May 2019 Updateではデフォルトで「python.exe」がインストールされるという。ただしこのpython.exeは実行するとMicrosoftストアのPythonページが表示されるというもので、実際にPythonを利用するにはMicrosoftストアからのダウンロードとインストールが必要となる。

 Microsoftストアで提供されるPythonのバージョンは3.7で、これによってWindows 10に簡単にPythonをインストールできるようになり、またpythonのほかpip、idleなどのコマンドも利用できるようになるという(Microsoft開発者ブログSlashdot)。

 なお、PythonのMicrosoftストアでの配布は今年1月より開始されている(過去記事)。

 スラドのコメントを読む | デベロッパーセクション | Windows | Python

 関連ストーリー:
Windowsファイルマネージャー、Microsoft Storeで入手可能に 2019年02月05日
Python 3.7、Microsoft Storeで配布開始 2019年01月09日
Microsoft Store、Windows 8.xアプリの新規受付を10月末で終了 2018年08月23日
iTunes、ついにMicrosoft Storeで提供開始 2018年04月29日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事