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NTT東、AIとIoTを活用した園芸ソリューション提供の新会社設立へ
「次世代施設園芸」のイメージ。(画像: NTT東日本の発表資料より)[写真拡大]
NTT東日本は22日、AIやIoTを活用して園芸ソリューションを提供する子会社「株式会社NTTアグリテクノロジー」を設立すると発表した。子会社の設立は7月1日の予定。NTTアグリテクノロジーは、AIやIoTを用いた「次世代施設園芸」の拠点を整備しながらノウハウを蓄積し、トータルソリューションの提供を目指す。
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日本の農業の就労人口は、農業従事者の高齢化もあり減少傾向にある一方、一般法人の農業分野へ参入は2010年に比べて役2倍となっている。また5ha以上の圃場を持つ経営体も増えており、これらの経営体は一層の運営の効率化が求められている。
NTT東日本は2018年1月に「農業IoTパッケージ」の販売を開始して以降、自治体や農業関係者と意見交換を行ってきた。その中で、「次世代施設園芸では、ロボティクス、IoT、労務管理や生産管理などが一体化したシステムが必要」との声を受け、地域社会や経済の活性化に貢献することを目的とした園芸ソリューションの新会社を設立するに至った。
新会社の主な事業は2つ。1つ目は「自社圃場の運営」だ。「実証ファーム」を運営し、農産物の生産や販売を行いながら次世代園芸ソリューションの確立を目指す。実証ファームの運営は、サラダボウルと協業で行う。2つ目は「次世代施設園芸関連ソリューションの提供」である。自社圃場の運営と生産を通じて獲得したノウハウを生かし、次世代施設園芸ソリューションを2020年度から提供する。
今後は、事業を通じて農産物の流通拡大を目指すと同時に、関連産業へ経済効果を波及させ、地域経済の活性化を目指す。またNTTグループが持つAIやエネルギーマネジメントなどの資産の活用しながら、街づくりに貢献したいとしている。(記事:まなたけ・記事一覧を見る)
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