日経平均は90円安でスタート、ZOZOやキーエンスが軟調

2019年5月21日 09:31

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21211.26;-90.47TOPIX;1546.85;-8.07

[寄り付き概況]

 21日の日経平均は前日比90.47円安の21211.26円と反落で取引を開始した。前日の米国株式相場は下落。複数の企業が中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)との取引を事実上禁じる米政府方針を順守することが報じられ、米中関係の更なる悪化懸念からハイテク株を中心に売られる展開となった。シカゴ日経225先物は大阪比165円安の21145円。この流れから、日経平均は反落して寄り付いた。その後も下げ幅をやや拡げる形で推移している。

 業種別では、鉱業、海運業、電気機器、石油・石炭製品、繊維製品、倉庫・運輸関連業、化学などがマイナスで推移。一方、情報・通信業、水産・農林業、医薬品、電気・ガス業、食料品などがプラスで推移している。売買代金上位では、SMC<6273>、SUMCO<3436>、信越化<4063>、キーエンス<6861>、東京エレクトロン<8035>、ZOZO<3092>などがマイナスで推移。一方、スズキ<7269>、ソフトバンクG<9984>、ソフトバンク<9434>、NTTドコモ<9437>などがプラスで推移している。《US》

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