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英語スピーキング力、TOEIC800点以上でも4割に課題 日経「VERSANT」調査

2019年5月15日 17:02

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「VERSANT」と「TOIEC」のスコア相関関係図(画像: 日経新聞社の発表資料より)

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 日経新聞社(東京都千代田区)は14日、同社の販売・実施している英語スピーキングテスト「VERSANT(ヴァーサント)」の2018年度リポートを発表した。リポートの中ではTOEICで800点以上を取得している人でも4割がスピーキングテストで基準に届かないなど、スピーキング力の課題を指摘している。

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 「VERSANT」はイギリスの教育サービス会社・ピアソンが開発し、日経新聞社が販売・実施している英語スピーキングテスト。スマートフォンやパソコンで20分程度で受験することができ、自動で流れるネイティブの英語の質問に対して英語で回答する仕組み。

 リスニング能力とスピーキング能力の両方を測定し、日常的に使用される口頭英語に回答できるスキル(自然さ、流暢さ、即時性)に重点を置いている。回答に対しても自動言語認識システムと自動採点システムによって判定・採点が行われ、客観的にスピーキング力が判定されるうえに結果も迅速に返ってくる。

 今回発表されたリポートでは、VERSANTとTOEICの数値の相関関係について調査がされた。両者にはおおむね比例関係があったものの、それでもTOEIC800点以上を取得している人のうち、「VERSANT」で英語でビジネスをするのに必要とされる47点に達しなかった割合は4割にのぼった。TOEICの公開テストの中で800点以上取れる人は上位約12%となっており英語力が高いとみなされているが、スピーキングについては課題がある人も少なくないことがわかった。

 またリポートの中ではネイティブと議論できるレベルとなる58点以上を取った人の割合は1割程度であること、ハイスコア獲得者は大学生が多く上位300人のうち4割を占めていることなどを伝えている。

 話せる人はとことん話せるレベルまで英会話レベルを昇華させる一方、TOEICでなんとかハイスコアを獲得した人でも、スピーキングまでは手が回らないという現状が浮き彫りになった。また近年では英語で授業をするなど英語教育を売りにする大学も多くなっており、英語を得意とする大学生が増加しているものと考えられる。(記事:藤原大佑 ・記事一覧を見る

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