パソナ「JOB HUB TRAVEL」がAirbnbと提携 仕事と合わせて滞在先も紹介

2019年4月22日 16:23

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提携のイメージ。(画像: パソナグループの発表資料より)

提携のイメージ。(画像: パソナグループの発表資料より)[写真拡大]

 「旅するようにはたらく」 をコンセプトに、複業で地方の企業を手伝うという新しい働き方・生き方を提案のマッチングサービス「JOB HUB TRAVEL」を運営するパソナJOB HUB(東京都千代田区)は22日、Airbnb Japanと業務提携したことを発表した。これにより、地方での仕事と滞在先の情報を、「JOB HUB TRAVEL」のWebサイト上で、ワンストップで提供できるようになる。

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 JOB HUB TRAVELとは、パソナグループのパソナJOB HUBが、3月にリリースしたサービス。都市部で働く人材を、地方の中小企業とマッチングすることにより、地方への人材誘致と関係人口(地域や地域の人々と多様に関わる人々のこと)を創出する。

 地方にとっては都市部の優秀な人材を得ることで、人材不足の解消や、地域の活性化・地方創生のきっかけにもなりうる。一方都市部に住むフリーランスなどの人材にとっては、自分の能力を活かせる場を拡大できるほか、自分らしい仕事を自由に選択できるようになる。

 JOB HUB TRAVELのサイト上では、「旅するようにはたらく」をコンセプトに、働く地方を「旅先」と見立て、その旅先にある企業は、事業ビジョンや募集ミッションを掲載する。「旅人」である都市部の人材は、地域や企業、仕事を検索し、気になる仕事に応募する仕組みだ。また旅先と旅人を結ぶだけでは無く、契約書締結や支払いなど、業務委託に欠かせない部分も一貫してサポートするのも特徴だ。

 今回、世界最大級の旅行コミュニティプラットフォームを提供するAirbnb Japanとの提携により、「旅人」は、地方の仕事情報を得られるのみであったJOB HUB TRAVEL上で、一緒に滞在先までワンストップで検索・契約ができるようになる。

 両者はこの提携によって、地方創生と新しいワークスタイルの創出を推進していくとしている。

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