SNSで案件の依頼も 副業はクラウドソーシングだけではない

2019年4月10日 12:42

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 会社員の副業が一般的になりつつあるなか、クラウドソーシングサイトを利用した副業はメジャーである。しかし最近では、個人のSNSをみた企業から、直接依頼がくることも少なくない。今回は副業においてのSNSの重要性について、クラウドソーシングとの違いを中心にみてみたい。

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■SNSやブログからの案件相談が増えている

 SNSからの直接依頼は、企業がそれぞれのアカウントのプロフィールやツイートなどをみて、案件の相談をする。クラウドソーシングサイトからの依頼と異なるのは、クラウドソーシングサイトを利用していない企業から案件を受けることができる点である。そのため日頃から、SNS上で自分にどのようなスキルがあるのか、実績の参考リンクなどを定期的に更新することが重要である。

■SNSからの直接契約をするメリット

 クラウドソーシングサイトでは、ライティングやランディングページの作成でも多くの案件が集まっている。そこから自分に最適な案件を見つけるのは簡単ではない。しかしSNSやブログからの案件は、自分の能力を理解したうえで企業が依頼している可能性が高い。よって案件のミスマッチが少なく、また継続して依頼を受けることも多い。また比較的案件の単価が高いことも、メリットのひとつだ

■SNSからの直接契約をするデメリット

 クラウドソーシングサイトを通さず、直接契約することはリスクがある。成果物を納品して、報酬未払いのまま連絡が途絶えたりする可能性があるため、書面でも契約をしっかり行うことが大切である。一方クラウドソーシングサイトでは、報酬支払など一連の保証がある。SNSでの直接契約は知人がいる企業や、安心できる状況で案件を受注することが重要だ。

■まとめ

 今回は副業においてのSNSの重要性について紹介した。自分のスキルや実績をSNS上に載せていくことで、他では巡り会えなかった案件を受注できるかもしれない。SNSを活用し、自分の能力にあった仕事を受注することで、副業をより効率的に行うことが可能である。

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