15日の米国市場ダイジェスト:上昇、米中交渉進展への期待が強まる

2019年3月18日 07:44

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記事提供元:フィスコ


*07:44JST 15日の米国市場ダイジェスト:上昇、米中交渉進展への期待が強まる
■NY株式:上昇、米中交渉進展への期待が強まる

米国株式相場は上昇。ダウ平均は138.93ドル高の25848.87、ナスダックは57.62ポイント高の7688.53で取引を終了した。朝方は、3月NY連銀製造業景況指数や2月鉱工業生産が予想を下振れ、小動き。米中交渉の進展が報じられたほか、李克強首相が景気刺激策の継続を発表したことが好感され、上昇したものの、オプションや先物の決済日が重なるクアドルプル・ウィッチングで出来高が膨らむ中、上値は限られた。セクター別では、半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや不動産が下落した。

航空機メーカーのボーイング(BA)は、墜落事故を起こした「737MAX」のシステム修正を10日以内に行うことが報じられ、上昇。ネット小売のアマゾン(AMZN)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、堅調推移。レストラン運営のレストラン・ブランズ・インターナショナル(QSR)は、傘下のバーガーキングが月間5ドルのコーヒー定額購入プランを発表し、買われた。一方で、SNSのフェイスブックは、幹部2名の退職が報じられ、下落した。

電気自動車のテスラ(TSLA)は、スポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルY」を発表した。価格は3万9000ドルからで、上位モデルは20年秋からの発売となる見通し。

(Horiko Capital Management LLC)


■NY為替:ドル111.47円、NY連銀製造業指数や鉱工業生産が下振れ

15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円73銭から111円39銭まで下落し111円47銭で引けた。朝方発表された米3月NY連銀製造業景気指数が予想外に悪化したほか、2月鉱工業生産が予想を下回ったことに加えて、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBメンバーが利上げ見通しを引き下げるとの見方も手伝い米債利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。その後発表された米3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値や1月JOLT求人件数が予想を上回ったため下げ止まった。また、中国が景気刺激策促進を公約したことからリスク選好の円売りも続いた。

ユーロ・ドルは、1.1300ドルから1.1344ドルまで上昇し1.1325ドルで引けた。ユーロ・円は、126円12銭まで下落後、126円50銭まで上昇した。

ポンド・ドルは、1.3230ドルから1.3300ドルまで上昇した。3度目となる首相の離脱協定案を巡る採決で議会が支持をするとの思惑も浮上。

ドル・スイスは、1.0053フランから1.0011フランまで下落した。


■NY原油:小幅反落、中国の景気刺激策の公約は下値をサポート

15日のNY原油先物4月限は小幅反落(NYMEX原油4月限終値:58.52 ↓0.09
)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は前日比-0.09ドルの58.52ドルで通常取引を終えた。利益確定の動きや、世界経済の成長減速に伴う需要の鈍化懸念が売り材料となった。ただし、OPECが供給過剰の解消に向けた姿勢を示したことから、小幅安にとどまっている。また、中国が景気刺激策促進を公約したことからリスク選好の動きも下値を支えた。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 29.30ドル -0.16ドル(-0.54%)
モルガン・スタンレー(MS) 43.33ドル +0.64ドル(+1.50%)
ゴールドマン・サックス(GS)198.26ドル +0.79ドル(+0.40%)
インテル(INTC) 54.33ドル +0.89ドル(+1.67%)
アップル(AAPL) 186.12ドル +2.39ドル(+1.30%)
アルファベット(GOOG) 1184.46ドル -1.09ドル(-0.09%)
フェイスブック(FB) 165.98ドル -4.19ドル(-2.46%)
キャタピラー(CAT) 132.67ドル -1.02ドル(-0.76%)
アルコア(AA) 27.84ドル -0.05ドル(-0.18%)
ウォルマート(WMT) 98.42ドル +0.20ドル(+0.20%)
スプリント(S) 6.39ドル +0.13ドル(+2.08%)《SF》

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