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TVアニメ『エガオノダイカ』第9話「暁の挽歌」クラルスの真実と騎士の最期【感想コラム】

TVアニメ『 エガオノダイカ 』第9話「暁の挽歌」クラルスの真実と騎士の最期【感想コラム】[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
イザナの命がけで持ち帰ったデータ。クラルスの本当の秘密をしった王国側はそれでも帝国側との戦いの手を緩めない。
争うべきだと主張するハロルドと、あくまで理想論を掲げるユウキ。なにが正しい選択でなにが正しい終結なのか。
このページの目次
1 TVアニメ『 エガオノダイカ 』第9話 暁の挽歌2 犠牲なくして戦争は終わらない3 クラルスの真実4 見えてきた未来?
■TVアニメ『 エガオノダイカ 』第9話 暁の挽歌
王国は今や風前の灯火。騎士団総長ハロルドは最後の手段として、新型クラルスの本格的な増産に手を染める。ユウキや亡き国王夫妻の思いに背く行為だが、あえて汚れ役となり、王国を守り抜こうとするハロルド。
だがユウキとレイラは、そんなハロルドの決断に異を唱える。イザナが送ってきた帝国の機密情報、その解析に二人は成功したのだ。
互いの信条をぶつけ合うユウキとハロルド。
暁と共に、帝国軍が彼らの間近に迫る。
■犠牲なくして戦争は終わらない

画像引用元:©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会
今回はまさかの王国パート!帝国側ではない!
イザナの子供、シエルのお祝いにかけつけたユウキ。
「ないちゃダメだよ!お父さんもハリアントでがんばってるんだから!」
なにも知らずに、健気に声をかける。それはかつてのユウキと重なる姿。
もう誰にも死んでほしくない、笑顔で救いたいという考えは自分が間違っているんだろう…。本当の和平とは?自分が頑張れば頑張るほどに空回りしていくことに悩み始めるユウキにイザナは命を賭して基調の情報をもたらした、それにこたえるのが王女としての義務だと諭す。
わかってるけど…ユウキの顔には笑顔はない…。
ハロルドは、これまでのユウキの戦略とは反するかのように敵機を徹底的に追い詰め、戦力としての役割すらない敵まで殲滅を支持する。
さらにハロルドは、従来のクラルスからさらに出力を得られる新型クラルスの配置を考案し、さらなる戦力強化を提案。移動砲台に搭載させ相手を徹底的につぶそうとするハロルドの思考に、ユウキは恐怖を覚える。
イザナが送ったデータは全ての人が共有している、それでもハロルドはさらなる新型クラルス搭載機の増産を支持する…。もはやそれしか道はない…犠牲なくして戦争は終結しないのだと、そんな答えで一致しつつあった。
イザナのデータ、それはヴェルデ皇国が独自に調べていたのだが、新型クラルスの欠点、それは環境汚染。クラルスを使用することにより土壌汚染が拡大してしまうというデメリットがあること。
そんな中、過去にあったすべてのことをユウキに話したレイラ。
かつての事故に巻き込まれたこと、帝国側には戻らずイザナの計らいで王国側に残ったこと…。
そして、レイラはクラルス研究者として、イザナのデータにはある気がかりなことがあるという…。一体それは…。
ユウキの願いとは相反するように、戦争は激化から泥沼化へと進んでいき、犠牲者は二国間で30万人を超えた。
そして月日は流れ、新型クラルスを搭載した移動砲台も実用化が進むころ…レイラは懸念事項を確認すべくクラルス実験場でとある実験を始めるのだった。
■クラルスの真実
無尽蔵にエネルギーを生み出す鉱物・クラルスラピス。しかし、“その実態はかつてその星の大気中に覆っていたテレフォーミングを実現するためのナノマシンと共鳴し、そのナノマシンの活動エネルギーを使っていたのだ。
当然、クラルスを使用することで大気中からナノマシンが減り続ければテラフォーミングがされなくなり環境が元に戻ってしまうというからくり。
同時に、クラルスに限界値まで負荷をかけ続けることで、ナノマシンからの活動エネルギーを抽出できななくなり無効化することが可能なことが判明したのだ。
しかし…その実験により基地内は大規模な停電に見舞われてしまう。
クラルスの使えずに火を起こして野営をするユウキたちは、こんななにもない生活で暮らせばきっとみんなが平和になるのにと…しかし「夢物語です」と一蹴。
「クラルスを手放したらそれこそ、生きる為の奪い合いだ。武器が無ければ素手でも皆殺し合います」争いは決してなにがあってもなくならないんだと…。
そして、ハロルドも奪い奪われるこの戦争に、自分の拠り所を探していた。
停電の翌日、防衛線を突破されユウキに帝国側の魔の手が迫る中で、ハロルドは一人戦線に出陣しようするところにユウキが寄ってくる。
「ユウキ様、貴女の意にそぐわぬ行いの数々、お詫び致します。ただ…王国を守る為、私にはこうするより他の手立てがありませんでした」
「本当に国を、民のことを想うのであれば、どんなに辛く困難な選択でも決断をしなければならない時がございます。立ち止まっている暇はありません。前に…お進み下さい」
ユウキを逃がすため、とにかく時間を稼ぐハロルドは最初からユウキのもとに戻るつもりなどはなかった。帝国軍との争いの中で王国の騎士は命を絶った。
「全速前進…立ち止まっている暇はありません!進路を州都エディネルに」
ユウキはもはや立ち止まる暇はない。ハロルドの意志を無駄にしないためにも前進を続けるしかないのだ…。
■見えてきた未来?

画像引用元:©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会
今回で見えてきたクラルスの仕組みと、ありそうな「未来」。
クラルスは環境を維持するためのナノマシンを使ってエネルギーを生み続けていたわけで…今後の展開としてありそうな「未来」としては、クラルスを止めてみなさんで平和になって、環境が改善された綺麗な土壌で、今まで咲かなかったひまわりが咲いてエンド?という流れでしょうか?
でも、そんなの夢物語で争いは絶対になくならないっていうハロルドの言うこともまた真理なんですよね。
しかし、王国側の主要人物が次々と死んでいっているけど、もう本当に王国側に戦うだけの力はないし、前に進むかしかないとは言いつつもさすがにそろそろ戦争も終わりかね?
もうあと数話でどう風呂敷をたたむのか、逆にどんなオチになるのワクワクしている自分がいます。
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(あにぶ編集部/Uemt)
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