UsideU、AIアバターで遠隔接客 EC連携の狭小デジタルストアで実証実験

2019年3月17日 18:50

小

中

大

印刷

実証実験のイメージ(写真: UsideU発表資料より)

実証実験のイメージ(写真: UsideU発表資料より)[写真拡大]

写真の拡大

 UsideUは、NTTデータと三井不動産が「三井ショッピングパークららぽーと海老名」にて共同で行っている狭小デジタルストアの実証実験に参加し、AIアバターによる接客販売システム「コラボロイド」を提供すると発表した。実験では、サイネージを設置しただけの1坪程度しかない店舗において、遠隔地にいる販売員が「コラボロイド」を通じて利用客を呼び込み、接客と販売を行うというもの。AI技術を活用して実験結果を解析し、遠隔接客が商品への購買促進に有益かどうかを検証する。

【こちらも】ベテラン店員のようなAIセルフレジを開発 モスバーガーで実証実験

 今回の遠隔接客の実証実験は20日から31日まで。AIアバターを通じての接客とECインタラクティブサイネージによる店舗の実験は、日本初という。

 近年のEコマースの発展により、いつでも好きなときに買い物ができるようになったことで、実店舗の存在意義が問われている。また商品を理解した販売員が不足しており、社会全体が人手不足の状況のために採用もままならない。これらの課題解決のために、AI技術の活用が期待されている。

 UsideUは、AIを活用した派遣サービスの開発や提供を行っており、「コラボロイド」の開発を通じて対話型AI技術と顔認証技術を蓄積してきた。今回は、インタラクティブサイネージを通じて顧客の様子を伺いながら、遠隔接客を行う狭小デジタルストアモデルの実証実験を行う。

 三井ショッピングパークららぽーと海老名で行われている実証実験は、ららぽーと公式通販サイト”&mall”の特別企画の形で、「『2019年上半期 星座で占うラッキーカラースタイル』 supported by KIKONAS」として行われている。遠隔接客では、女性のみを対象として、遠隔地にいる販売員のAIアバターを通じて集客を行い、遠隔から利用客に商品説明と販売を行う。この実験を通じて、商品を理解した遠隔地にいる販売員による接客が、顧客の商品購入の手助けとなるかを検証し、狭小デジタルストアの運用上の課題を確認する。

 UsideUは今回の実証実験の結果も踏まえながら、NTTデータの協力を得たうえで、2019年中にAIアバターによる接客とECを連携させたインタラクティブサイネージによる「狭小デジタルストアモデル」の実用化を目指すという。(記事:まなたけ・記事一覧を見る

関連キーワードタイ(国)人工知能(AI)NTTデータ三井不動産ららぽーと

広告