World Wide Web 30周年、ティム・バーナーズ・リーが考える今後の目標は?

2019年3月16日 19:01

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記事提供元:スラド

headless曰く、 ティム・バーナーズ・リー氏が1989年3月12日にWorld Wide Webを提案してから30周年を迎えたのにあたり、30年間で達成したことを祝うだけでなく、これから達成すべき目標について考える機会にしたいと述べている(World Wide Web Foundation)。

 Webは人々に機会をもたらし、日々の生活を便利にする一方で、悪用するものにも機会を与え、犯罪も容易に行えるようになった。バーナーズ・リー氏が考える問題の原因としては、1)国家に支援されたハッキングや攻撃、犯罪行為、オンラインでの嫌がらせといった意図的な悪意、2)偽情報でも拡散すれば広告収入が得られるといった、ユーザーの価値を犠牲にする同期を生むシステム設計、3)オンラインでの発言などによる意図とは異なる影響、の3つだという。

 こういった問題に対しては、政府・企業・市民を含む世界的なWebコミュニティーとして取り組む必要があるといい、そのためにWeb Foundationは「Contract for the Web」の策定を進めている。取り組みの例として、各国政府が法令をデジタル時代に適合したものに転換することや、企業が短期的な利益のために人権や民主主義、科学的事実、公共の安全を犠牲にしないこと、市民が自由で開かれたWebを守る政治家や個人情報を尊重するWebサービスを選ぶこと、などを挙げている。

 現在、世界人口の半数がオンラインとなっており、Webに新たな機能が追加されるたびに残りの半数との格差が広がっていく。そのため、残りの半数をいつまでもオフラインにしておかないようにすることは、これまでにも増して急務となっているとのこと。Webはみんなのためのものであり、我々は共同して変えていく力を持っている。簡単にできることではないが、みんなが少しだけ夢を見てたくさん努力すれば、我々が求めるWebを手に入れることができるとのことだ。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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