JALの国際線中距離LCCは「ZIPAIR」に 20年夏にバンコク・ソウル就航へ

2019年3月10日 21:02

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「ZIPAIR Tokyo」のロゴ。(画像: JALの発表資料より)

「ZIPAIR Tokyo」のロゴ。(画像: JALの発表資料より)[写真拡大]

 JALの100%子会社であるティー・ビー・エルは8日、同社が運営する国際線中距離LCCのブランド名を「ZIPAIR(ジップエア)」に決定したと発表。ブランド名の決定に伴い、社名も「株式会社ZIPAIR Tokyo」に変更した。

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 JALは、18年7月31日付で、新たな国際線中距離LCCの準備会社として、100%出資の「株式会社ティー・ビー・エル」を設立。2020年夏期就航を目指し、成田国際空港を拠点として、アジア・欧米などの中距離国際線に就航させるための準備を行っていた。

 JALは11年9月にオーストラリアのカンタス航空グループと三菱商事の3社で共同出資し、LCC「ジェットスター・ジャパン」を設立。19年2月には成田空港を発着する運航便の累積搭乗者数が2,000万人を突破するなど躍進を遂げている。

 しかし、その後はティー・ビーエルの設立まではLCCに参入するような姿勢を見せていなかったため、航空業界においては、LCCには消極的と見られてきた。逆にANAはLCCに積極的で、2019年中に統合が予定されている「ピーチ・アビエーション」と「バニラエア」を代表格として、エア・ドゥやソラシドエアなども事実上の傘下に収めている。

 JALによれば、『ZIPAIR』の名称は、英語で矢などが素早く飛ぶ様子を表した擬態語“ZIP”から生まれた造語で、「フライトの体感時間が短い」エアラインであることを表現しているという。

 2020年の夏スケジュールから、まずはソウルとバンコックへの就航を目指し、将来的には欧米路線への展開を計画している。機材はボーイング787-8型機を使用し、当面は2機でスタートする予定としている。(記事:kan1713・記事一覧を見る

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