ドリームアーツ、11月9日を「IT断食の日」に アナログ時間が職場の空気を良くする

2019年3月2日 18:54

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(画像: ドリーム・アーツ発表資料より)

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 ドリーム・アーツ(東京都渋谷区)は2月28日、11月9日を「IT断食の日」として一般社団法人日本記念日協会へ申請し、正式に認定されたと発表した。ITを離れて直接的なコミュニケーションを重んじることで「職場をいい(11)空(9)気にする」とのコンセプトから、11月9日が「IT断食の日」として選ばれたという。

 メールやSNS、共有ソフトなど、現代のオフィスはITと密接な関係にあり、それらこそがビジネスの効率化を果たせると考えられてきた。しかしそれらが浸透したことでかえって必要度の低いメールを読んだり重要度の低い資料の作成に時間を奪われたり、顧客とのコミュニケーションが疎かになってしまったりするなどの弊害も指摘されている。

 「IT断食の日」を制定することで、この日はITを離れてアナログ時間を創造し、社内外の人と直接コミュニケーションを取ることの有益さを感じることが目的とされている。

 記念日の制定を機に、ドリーム・アーツではオフィスをいい空気にする「協創プロジェクト」を開始し、賛同企業と協働でさまざまな施策を打ち出していく予定だ。例えば、「人の対話を上手に活かせる新たな働き方やコミュニケーション施策の募集・発表」や「さまざまな業種・業界が協力しあったコミュニケーションソリューションの開発や実証実験」、「登山イベントなどを通したリアルなコミュニケーションの場づくり」などを検討している。

 パソコンがないと仕事にならないという意見があるほどITが職場に浸透している中で、パソコンを離れて仕事をすることにイメージが湧きにくいと感じるかもしれない。しかしITを離れたことで実績を挙げている企業もある。

 岐阜県にある未来工業では、営業職にはパソコンが1人1台も与えられず、社用携帯電話も渡されない。非常にアナログなやり方に感じられるかもしれないが、同社ではこの30年近く赤字がなく、経常利益は上昇を続けている。同社は「毎日5時退社」「年間休日140日以上」など働きやすさでも一躍有名となり、「楽園企業」と呼ばれるまでになった。

 ITも十分便利なものだが、あくまで利益を生む「手段」であり、真に利益をもたらしてくれるものは社内外の「人」である。たまにはパソコンを離れて同僚に話しかけてみたり、何気なく得意先を訪問してみるにもいいかもしれない。(記事:藤原大佑 ・記事一覧を見る

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