F1テストデー3日目、ホンダエンジンのトロロッソがトップタイム!

2019年2月22日 16:50

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「STR14」(画像: 本田技研工業の発表資料より)

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  • 「RB15」(画像: 本田技研工業の発表資料より)

 2019年シーズンのFIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)にホンダ製パワーユニットを搭載して挑む、レッドブルとトトロッソ両チームが、開幕に向け、新型マシンの合同テストをスペイン・バルセロナでスタートした。初日から順調にテストをこなす両チームだったが、テストデー3日目となる20日に、トトロッソ・ホンダSTR14に乗るダニエル・クビアトがその日の最速タイム速を記録。信頼性の向上だけでなく、速さでもトップチームに迫る実力を見せた。

■今シーズンは2チーム・4台体制

 ホンダは今シーズンのF1に、昨年から続くレッドブル・トロロッソ・ホンダに加え、新たにアストンマーティン・レッドブル・レーシングへもパワーユニットを供給し、2015年の復帰以降初めての2チーム・4台体制で臨む。2チームに供給することで、人員や装備に倍の労力と予算がかかることになるが、倍の走行データが収集可能となる。しかもレッドブルは2018年にタッグを組んだトロロッソの姉妹チームであるため、様々な情報共有も可能になることから、その相乗効果は非常に大きくなると期待されている。

□ホンダ製パワーユニット供給チーム
チーム:レッドブル・トロロッソ・ホンダ
マシン:STR14
ドライバー:ダニール・クビアト/アレクサンダー・アルボン

チーム:アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マシン:RB15
ドライバー:マックス・フェルスタッペン/ピエール・ガスリー

■他チームもあなどれない

 テストとはいえトップタイムというのは、チームにとってもパワーユニットを供給するホンダにとってもモチベーションが上がることは間違いないが、実戦での実力とはまったく別物であることも確かである。これまでの2日間で速さを見せていたのはフェラーリで、ベッテルと今シーズンから加わったルクレールが他を圧倒している。

 そして、そのフェラーリ製パワーユニットを搭載するアルファロメオも、フェラーリに勝るタイムを連発して他を驚かせている。アルファロメオは2018年までのザウバーからチーム名を変更、ドライバーも昨年までフェラーリに在籍していたライコネンを採用するなど刷新している。

■今年のフェラーリは強い、計り知れないメルセデスの実力

 さらに、同じフェラーリ製パワーユニットのハースも順調であることなど、今シーズンのフェラーリ勢は早くも本命視されている。そして低迷が続いたマクラーレンも、新型シャーシーが良い方向に進んでおり、名門復活の手ごたえを見せている。またここまで絶勝チームであるメルセデスが目立っていないのが不気味だ。特にタイムを求めるセッティングではなく、レースを想定したロングランでのデータ取りに集中するプログラムを着々と進めているためだと思われる。

■テストでは見えない本当の速さ

 このように、テストデーではチームごとに目的が違うプログラムであるために、ガチンコの速さを競う訳ではないため、シーズンが始まるとテストとはまったく異なる結果になることが多いのも事実。特に今シーズンはウイング形状や大きさなど、空力に関しての規則が変わっているため、どのチームも手探り状態かもしくは手の内を隠している可能性もある。

 実際の実力はテスト最終日か、開幕戦になるのか、願わくはホンダ製パワーユニットを搭載するトロロッソとレッドブルがこのままの速さを維持してもらいたい。2019年F-1世界選手権は3月15日オーストラリアのメルボルンで開幕する。(記事:田中秀雄・記事一覧を見る

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