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サンデン、日本初の「商品を自由に組み合わせられる」自販機を開発
マルチ・モジュール・ベンダー。(画像:サンデンホールディングス発表資料より)[写真拡大]
サンデン・リテールシステムは、国内初となる「商品を自由に組み合わせることを可能とする」高機能自販機「マルチ・モジュール・ベンダー」を開発し、2019年春から新発売すると発表した。
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流通業界における人手不足は深刻化の一途を遂げている。そのためにコンビニの無人店舗化、セルフレジの導入などが各社、各所において進められていることは耳目に新しい。今回発売される新型自販機マルチ・モジュール・ベンダーもまた、そうした時代の要請のもとで開発されたものである。
この高性能自動販売機は、「本体」「小型物販機」「大型物販機」の3つのユニットから構成される。自販機としての支払い機能などは、本体の部分に集約されている。それを中心に、大小のユニットを複数組み合わせて、設置場所の広さなどに応じ、百貨店のような品揃えや、商業モールの専門店のような機能を実現することも可能という。
そして最大の特徴は、この「1台」の自動販売機によって、飲料はもちろんのこととして、弁当、おにぎり、惣菜パンなどの食品、文房具や日用品、一部医薬品など、大きさその他の条件が異なる幅広い商品を販売することが可能であるということだ。もちろん、それぞれに対応した温度管理が可能となっている。
お弁当は容器ごと収納することが可能。日用品は、フックに引っ掛ける形で収納できる。商品棚そのものも自由に設定、変更することが可能だ。さらに、陳列棚の制御は、自動で検知し瞬時システムに反映されるため、自動販売機の管理者負担も大幅に軽減される。
液晶画面が導入されているため、日本語だけでなく、英語・中国語・韓国語にも対応させることができる。コイン、紙幣、電子マネーでの決済が可能で、領収書を発券する機能も備えている。
マルチ・モジュール・ベンダーの販売価格は、オープン価格となっている。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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