関連記事
米中貿易協議の行方
記事提供元:フィスコ
*20:59JST 米中貿易協議の行方
報道によると、クドロー国家経済会議(NEC)委員長は、「貿易協議再開にあたり、米中の間にはかなりの見解の相違がある」、「米中首脳会談が3月1日前に開催される可能性は低い」との見方を示しており、7日のニューヨーク市場ではこの発言を受けて米国株式は下落した。ただ、クドローNEC委員長は「米高官と中国の派遣団との先週の会談は良好だった」と伝えており、米中貿易協議は難航しているわけではないことを示唆した。
市場関係者の間では「協議のすみやかな決着を図るために中国側が大幅に譲歩するとは思えない」との見方が少なくない。一部の市場関係者は「米国は追加関税導入を見送る条件を提示し、中国側がそれに応じる形で貿易協議は3月以降も継続される可能性がある」と予想している。ただ、クドローNEC委員長は「米中首脳はいずれ会談する」との見方を示しており、識者からは「貿易協議は決裂することなく、相互の意見の一致を図ることは十分可能」との声も聞かれている。《MK》
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- NYの視点:米、高金利長期化の可能性も、成長、インフレ想定以上に強い可能性も 3/29 07:37
- NYの視点:ボルティモアの橋の崩落事故、サプライチェーン混乱や輸送コスト、インフレ上昇につながる可能性 3/28 07:40
- ドル円今週の予想(3月25日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 3/27 17:19
- コラム【ポートフォリオのススメ】身近になりつつあるオルタナティブ投資(マネックス証券 塚本 憲弘) 3/27 09:22
- NYの視点:米3月消費者物価指数、見通しは悲観的、期待指数が大幅悪化 3/27 07:36