簡易宅配ボックス「OKIPPA」、販売数6千個突破 再配達問題撲滅へ

2019年2月1日 18:48

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「OKIPPA」の利用イメージ。(画像: Yperの発表資料より)

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 物流系ITベンチャーYper(イーパー)は、自社開発の置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」が、昨年9月下旬の販売以降、累計販売数が6,000個を超えたと発表した。再配達の削減を目的に作られたこのアプリ連動型の簡易式宅配ボックスは、集合住宅と戸建共に利用が拡大しているという。

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 最近のEC利用率の急増により、物流業界における再配達の問題は、人手不足と共に業界を揺るがす大きな課題となっている。一方受け取る側も、その時間に必ず在宅しなくてはならない再配達は、在宅時間が限られる人にとってはストレスにもなる負担である。宅配ボックスがあればいいものの、同社の調べでは、東京23区内家賃8万円未満の賃貸物件の宅配ボックス設置率はわずか13.6%。また、新築マンションの宅配ボックス設置率は増えているが、戸建て住宅の宅配ボックス普及率は1%未満という状況。近くのコンビニなどで受け取る事ができるようにもなったが、コンビニ側のストックスペースの問題もあり普及は足踏み状態だ。

 そこで、こうした「再配達ストレス」が無い生活を支援するために、置き配バッグ「OKIPPA」が誕生した。OKIPPAは、主婦の間で人気のおしゃれエコバッグ「Shupatto」を作ったマーナとの共同開発。L字型・丸型などたいていのドアノブに固定できる専用ロックと、ダイヤル式南京錠の内鍵が付いているため、盗難や個人情報漏洩の心配が無い。おしゃれなデザインで、折りたたむと13cm四方の手のひらサイズになり、女性でも簡単に取付・取り外しができる。

 バッグ使用時は約70cm×60cm、耐荷重量13kgで、定価が税込3,980円(送料別)となる。

 またOKIPPAは、専用アプリをダウンロードし、Amazonや楽天といったECサイトアカウント、またはGmail、Hotmailをアプリ内で連携すると、配送状況をメールで自動確認できる。さらに有料のプレミアムプランでは、東京海上日動と連携した置き配保険の利用が可能だ。

 昨年11月には、通販大手のオットージャパン、働くママのオンラインコミュニティを運営するMYコンパスと協業し、OKIPPAをPRする特別サイトをオープン。また、2019年1月からは、オープンハウス・アーキテクトと連携して、アーキテクトの新築物件引き渡し時にOKIPPAを無料配布する業界初の試みを行う。

 イーパー社では、今後も、日本郵便と共同実施した杉並区1,000世帯の実証事件結果を2月に発表するほか、JADMA(公益社団法人日本通信販売協会)主催の、「再配達削減に向けた取り組み」をテーマにしたワークショップで講演を行うなど、積極的な普及活動を行うとしている。

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