日経平均は20円高でスタートも、その後はマイナスに転じる

2019年1月16日 09:44

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20575.72;+20.43TOPIX;1543.17;+0.45

[寄り付き概況]

 16日の日経平均は前日比20.43円高の20575.72円と続伸で取引を開始した。米国株式相場は上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の20485円。英国のEU離脱案は大差で否決された一方、中国の景気刺激策に対する期待に加えて、円相場が1ドル108円60銭前後で前日より円安方向で推移していることから、日経平均も上昇して寄り付いた。しかし、その後は下落し、マイナスに転じており、一時20400円を割り込む動きとなっている。

 業種別では、電気・ガス業、倉庫・運輸関連業、医薬品、空運業などがプラスで推移している一方、ゴム製品、証券・商品先物取引業、石油・石炭製品など約8割の業種がマイナスで推移している。売買代金上位では、キーエンス<6861>、味の素<2802>、ソフトバンクG<9984>がプラスで推移している。一方、コーセー<4922>の下落が目立つほか、ZOZO<3092>、昭和電工<4004>、ファーストリテ<9983>、オリンパス<7733>、資生堂<4911>、SUMCO<3436>などがマイナスで推移している。《US》

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