【株式市場】日経平均は後場211円高まで上げ中国の景気刺激策など期待

2019年1月15日 15:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万555円29銭(195円59銭高)、TOPIXは1542.72ポイント(12.99ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億4582万株

 1月15日後場の東京株式市場は、安川電機<6506>(東1)やファナック<6954>(東1)などが一段とジリ高傾向になった。中国の景気刺激策に関する期待が出ているようで、日経平均も13時過ぎに前場の高値を上回り211円58銭高(2万571円28銭)まで上げた。その後は上げ幅200円前後の水準で大引けまで一進一退となったが、11日の196円高に続いて2日続伸となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、オリンパス<7733>(東1)が一段高となってストップ高まで上げ、引き続き大株主の投資ファンドからの役員受け入れなどを材料視。ナルミヤ・インターナショナル<9275>(東2)は11日発表の四半期決算などが注目されて一段高。オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は米国の学会で「テロメライシン」に関する研究成果を発表との開示が材料視されて急伸。セルシード<7776>(JQG)は共同研究先の東海大医学部付属病院による軟骨再生治療が厚労省の先進医療会議で承認されたことが材料視され後場ストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億4582万株(前引けは6億2823万株)、売買代金は2兆4614億円(1兆1226億円)。1部上場2128銘柄のうち、値上がり銘柄数は1479(同1502)銘柄、値下がり銘柄数は577(同555)銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種が値上がり(前引けは30業種が値上がり)し、値上がり率上位の業種は、精密機器、機械、電気機器、その他製品、石油・石炭、ガラス・土石、ゴム製品、証券・商品先物、その他金融、鉄鋼、保険、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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