今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買いが大きく広がる可能性は低い見通し

2018年12月14日 08:42

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記事提供元:フィスコ


*08:42JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買いが大きく広がる可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、欧州中央銀行(ECB)は2018年前半にもフォワードガイダンスを変更するとの思惑が広がったことで、一時1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。ユーロ・円は、英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)から137円50銭(2018/2/2)まで買われた。欧州中央銀行(ECB)は13日に開いた理事会で主要政策金利の据え置きを決定したが、政策金利については「少なくとも2019年夏の終わりまで」据え置くとの方針を維持した。イタリアの財政規律問題に対する懸念は緩和されたが、ECBの金融政策は依然としてハト派寄りであることから、リスク選好的なユーロ買いが大きく広がる可能性は低いとみられる。

【ユーロ売り要因】
・ECBの主要政策金利は来年夏の終わりまで現状維持の公算
・米利上げ継続観測
・英国は合意なしのEU離脱を選択する可能性

【ユーロ買い要因】
・イタリアの財政規律に対する懸念和らぐ
・米長期金利の伸び悩み
・英国は合意なしのEU離脱を回避する可能性《CS》

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