東京白金の買い場探しも一考か サンワード貿易の陳氏(三井智映子)

2018年12月13日 09:49

印刷

記事提供元:フィスコ


*09:49JST 東京白金の買い場探しも一考か サンワード貿易の陳氏(三井智映子)
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。先週の東京白金は下落しましたが、白金市場は今後どのような見通しとなっているのでしょうか?今日は白金市場のレポートをご紹介します。

テクニカルマイスターで陳さんは、『11月28日、The World Platinum Investment Council(WPIC:ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル)が 「Platinum Quarterly」最新版を発表した』と伝えており、『2019年度の需要増加は経済成長を反映して、主に化学および石油業界が牽引するものと見られる』と分析しています。加えて、『地金とコインの堅実な需要に加えて、ETFが回復するため、投資需要が倍増する見込み』との見解を述べています。

自動車分野に関しては、『課題が残り、これはヨーロッパの一部都市でのディーゼル車に対する制限に伴い、ヨーロッパでのディーゼル関連需要が減少を続けると予想される。自動車分野における需要は減少を続けることは確実だが、減少率は小さなものに留まる見込みという』と伝えており、『来年の需給状況は今年より改善する見込みだが、株安・原油安を背景に自動車分野の需要減少に反応してファンドが手仕舞い売りを出したようだ』と足元の下落について分析しています。

そして、テクニカル面では『RSIが30%を下回ったことで売られ過ぎ感が強まっているため、そろそろ下げ止まる可能性が高いだろう』と考察しています。

白金市場は買い場を検討するのも一向かもしれません。参考になさってみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月12日付「東京白金はそろそろ下げ止まるか」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子《HH》

関連記事