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FIFAクラブワールドカップが13日、UAEのアルアインで開幕した。開幕ゲームは、開催国王者のアル・アインとオセアニア地区代表のチーム・ウェリントンが対戦、PK戦の末、アル・アインが勝利し準々決勝進出を決めた。クラブチーム世界一を争う戦いが華々しく幕を開けた。
■開催国王者の主力として牽引
前半11分、チーム・ウェリントンがバルシアの豪快なミドルシュートで先制すると更に15分、44分と追加点を挙げる。アル・アインは0-3とリードを許すもその直後、左サイドバックの塩谷司が相手ゴール前でこぼれ球を拾うとデフェンスをかわしてシュート、ボールはゴール右隅に決まった。前半終了間際での追い上げで貴重な得点となった。
塩谷はこの後も左サイドで積極的にボールに絡み攻守に躍動、後半40分の同点ゴールも塩谷からのクロスが起点となった。サンフレッチェ広島時代に続き3度目の出場となる今大会の初戦、PK戦までもつれたこの試合で120分間ピッチに立ち続けチームを牽引、「助っ人」と呼ぶにふさわしい活躍で劇的な勝利に大きく貢献した。
■リベンジを狙う鹿島アントラーズ
日本からはACLを制した鹿島アントラーズが出場する。今シーズンは初のアジアチャンピオンに輝いたものの、国内では苦戦が続き3冠タイトルには何れも届かなかった。
さらに先日の天皇杯準決勝ではFW鈴木優馬が負傷、MF三竿健斗とともに大会メンバーから外れている。年間を通してチームを支えた主力の離脱が及ぼす影響は決して小さくはない。
それでもシーズン中には「常勝軍団」らしさが随所に垣間見えた。疲労が溜まってもおかしくはない後半戦、9月以降の公式戦22試合で敗戦は僅に4に止め、また11月6日のアウェー柏戦では直前に行われたACL決勝からスタメン11人全員を入れ替えてのゲームで勝利するなど、過密日程の中のタフな戦いに耐え抜いた。
15日の初戦をクリアすると続く準決勝では欧州代表レアルマドリードとの対戦が控えている。アジア王者として乗り込む今大会、決勝で延長戦までもつれた2年前の激闘のリベンジを果たすため、そして世界一に登り詰めるために必ずや逆境から這い上がるはずだ。(記事:佐藤文孝・記事一覧を見る)
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