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シー・エス・ランバーは木材プレカット加工の大手、株価は底値圏
シー・エス・ランバー<7808>(JQ)は木材プレカット加工の大手である。18年11月期営業減益予想だが、19年5月期(決算期変更で6カ月決算)の収益改善を期待したい。株価は安値を更新する展開だが、17年11月IPO時の高値からほぼ3分の1水準で底値圏だろう。反発を期待したい。
■木材プレカット加工の大手
木材プレカット加工(プレカット事業)の大手である。木造戸建住宅の建築請負事業、および不動産賃貸事業も展開している。
在来軸組工法および2×4(ツーバイフォー)工法の両方に対応していることが特徴で、首都圏1都3県を地盤として展開している。建築請負事業は年間200棟以上を施工している。18年6月には製材拠点として子会社シー・エス・マテリアルを千葉県東金市に設立し、新工場の土地建物および付帯設備等を取得した。
収益特性としては新設住宅着工戸数の影響を受けやすく、季節要因としては売上高が下期偏重で特に第4四半期(9~11月)に売上高が集中する傾向がある。
■18年11月期営業減益予想、19年5月期(決算期変更)収益改善期待
18年11月期の連結業績予想(5月21日に利益を下方修正)は、売上高が17年11月期比4.1%増の153億円、営業利益が1.5%減の5億90百万円、経常利益が0.9%減の5億40百万円、純利益が3.0%増の3億50百万円としている。配当予想は5円増配の年間40円(期末一括)としている。
第3四半期累計は売上高が前年同期比2.5%減収、営業利益が48.5%減益、経常利益が55.4%減益、純利益が43.9%減益だった。プレカット事業、建設請負事業とも受注が落ち込み、木材価格の高止まりも影響して大幅減益だった。
通期は木材価格高騰の販売価格への転嫁遅れ、人件費や減価償却費の増加で営業微減益予想としている。19年5月期(決算期変更で6カ月決算)の収益改善を期待したい。
■株価は底値圏
株価は上場来安値を更新する展開で12月10日には1001円まで下押したが、17年11月IPO時の高値2772円からほぼ3分の1水準で底値圏だろう。反発を期待したい。12月11日の終値は1013円、前期推定連結PERは約5倍、時価総額は約18億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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