Delta-FlyPharmaは開発中のパイプラインや特許が注目され逆行高

2018年12月6日 15:14

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「モジュール創薬」という独自のコンセプトで新規抗がん剤など開発

 Delta-Fly Pharma(デルタフライファーマ)<4598>(東マ)は12月6日の午後、一段と強含み、9%高の3350円(270円高)まで上昇。全体相場の下げに逆行高となった。「モジュール創薬」という独自のコンセプトで新規抗がん剤などの開発を目指す創薬ベンチャーで、11月27日、開発中の新規がん免疫療法剤「DFP-17729」に関する特許出願を発表した。全体相場が再び大きく下押す中で、材料株を個別物色する動きが広がり、再び注目されてきたとの見方が出ている。

 10月12日に新規上場し、開発中のパイプラインは、抗がん剤候補化合物DFP-10917(米国で第3相準備中、日本で第1相準備中)、DFP-14323(日本で第2相準備中)、DFP-11207(欧米で第2相準備中)、DFP-14927(米国で第1相準備中)、DFP-10825(前臨床準備中)などがある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
エフティグループは戻り歩調、19年3月期は2Q累計が計画超の大幅増収増益で通期業績・配当予想も上方修正(2018/11/12)
巴工業は調整一巡して戻り歩調、18年10月期利益横ばい予想だが再増額余地(2018/11/12)
エランは明9日の3Q決算発表を前に通期業績再上ぶれ期待を高め下げ過ぎ訂正の続伸(2018/11/08)
メディシノバは続落もMN-166の臨床治験進展でバイオ株の逆行高特性を期待して突っ込み買いも交錯(2018/11/12)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事