トヨタ、「ハイラックス」誕生50周年記念の特別仕様車発売へ

2018年11月13日 17:09

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ハイラックス・Z“Black Rally Edition"。(画像:トヨタ自動車発表資料より)

ハイラックス・Z“Black Rally Edition"。(画像:トヨタ自動車発表資料より)[写真拡大]

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 トヨタは、ピックアップトラック「ハイラックス」の特別仕様車Z“Black Rally Edition"を12月17日に発売すると発表した。ハイラックスの初代モデルが1968年に発売されてから50周年であることを記念してのもの。

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 ハイラックス初代は1968年3月に発売された。それまではブリスカという車種があったのだが、フルモデルチェンジとともに改名し、ハイラックスとなった。

 以後、1997年~2004年の6代目までが日本で販売された。日本のメーカーが日本向けに生産するピックアップトラックは、6代目の終売をもっていったん消えることになった。

 しかしその後も、海外では有力な人気車種であり続けた。その生産拠点はタイ、アルゼンチン、南アフリカにあり、新興国で人気がある(アメリカでは終売している)。世界累計販売台数を見れば、トヨタの車の中でカローラの次に売れているのがこのハイラックスである。

 その後2017年、8代目ハイラックスが日本でも販売を再開し、現在に至っている。

 Z“Black Rally Edition(ブラックラリーエディション)"は、名前の通りハイラックスのZをベースとして、アルミホイール、フロントグリル、バンパーなどに専用の意匠を施し、またブラックの統一塗装を行ったもの。特別仕様ならではの装備としては、オーバーフェンダーなどが加えられている。

 タイヤは18インチにサイズアップし、白色で文字を記す「ホワイトレター」を採用、ブラックのホイールと合わせて外観をスポーティーにもまとめている。内装はステアリングホイールの一部やダッシュボードにブラックメタリックの加飾を施し、専用オプティトロンメーターも装備している。

 ハイラックスのタフな走りはそのままに、スポーティーで個性際立つ1台だ。価格は消費税込394万7,400円。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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