大和ハウス、千葉県船橋市で住宅と商業施設の大規模複合開発スタート

2018年10月28日 12:49

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船橋市での大規模複合開発のイメージ(画像: 大和ハウス工業の発表資料より)

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 大和ハウス工業は、千葉県船橋市行田の「AGCテクノグラス中山事業場」跡地でスタートさせている住宅と商業施設の大規模複合開発の概要を明らかにした。分譲マンション、賃貸住宅、戸建住宅861戸に商業施設を加えた一括開発で、東武野田線の塚田駅から歩いて4分の場所に新たな街が誕生する。

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 開発場所は東京ドーム1.2個分に当たる広さ約5万7,500平方メートル。特殊ガラスのAGCテクノグラスが1966年から2012年まで自動車ヘッドライト用のガラスなどを生産していた。大和ハウス工業が7月、AGCテクノグラスから取得している。

 開発場所の北側が集合住宅街区となり、11階建て571戸の分譲マンション、3階建て39戸と11階建て225戸の賃貸住宅が建設される。南西側が戸建分譲住宅街区で、26区画を開発する。南側に商業施設街区を配置する計画。総事業費は約260億円。工期は2021年3月までを予定している。

 開発場所は東武野田線の塚田駅から徒歩4分で、JR船橋駅からも2.5キロ圏内。千葉県道船橋‐松戸線(9号線)、国道464号線など主要幹線道路へアクセスしやすく、行田公園、船橋総合病院、船橋市立医療センター、2021年開校予定の小学校が近い。大和ハウス工業はこうした利便性も生かし、暮らしやすい街づくりを進める。

 大和ハウス工業は2016年度から3年間の第5次中期経営計画で三大都市圏、地方中核都市での複合開発を推進している。これまで戸建住宅と分譲マンション、商業施設を組み合わせた東京都八王子市の高尾サクラシティ、商業施設とオフィスビル、ビジネスホテルをミックスした広島市の広島二葉の里プロジェクトを進めてきたが、戸建住宅、分譲マンション、賃貸住宅、商業施設をまとめた一括開発は今回が初めてになる。

 日本国内全体は人口減少時代に突入し、空き地や空き家の増加など都市のスポンジ化が大きな課題に浮上している。しかし、千葉県北部など首都圏は東京一極集中の影響で依然、人口増加が続いており、大和ハウス工業は大規模開発のニーズがあると判断したもようだ。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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