【株式市場】米ロ間の摩擦など売る理由を探す印象あり日経平均は一時503円安

2018年10月23日 12:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2120円05銭(494円77銭安)、TOPIXは1660.30ポイント(35.01ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億2742万株

 10月23日(火)前場の東京株式市場は、米国による中距離核戦力条約の破棄を巡りロシアが対抗措置の用意を表明と伝えられたことや、NYダウの反落を受け、日経平均は210円安で始まり、その後も下値を探る展開になった。上海株式が反落して始まると、売る理由が見つかったようにコマツ<6301>(東1)の値下がり率が4%を超えるなどで、日経平均は前引けにかけて503円31銭安(2万2111円51銭)まで下押した。前引けも494円77銭安。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均もそろって安い。

 LIFULL(ライフル)<2120>(東1)が急伸し、配当性向の引き上げや今期の2ケタ増益見通しなどが好感され、エスティック<6161>(東2)は業績見通しと配当予想の増額が好感され一時ストップ高。アスカネット<2438>(東マ)は「空中結像」用の樹脂製プレートの輝度や結像品質などの大幅向上に成功との発表が注目されて活況高。

 23日上場となったリーガル不動産<3497>(東マ)は買い気配で始まり、10時24分に公開価格1380円を42.9%上回る1972円で初値をつけた。高値は1988円、前引けは1827円。

 東証1部の出来高概算は6億2742万株。売買代金は1兆1005億円。1部上場2108銘柄のうち、値上がり銘柄数は111銘柄、値下がり銘柄数は1951銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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