NASA、チャンドラX線観測衛星もセーフモードへ移行

2018年10月18日 08:08

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記事提供元:スラド

headless曰く、 NASAは12日、チャンドラX線観測衛星が東部夏時間10日9時55分頃(日本時間22時55分頃)にセーフモードへ移行したことを発表した(NASAのニュース記事)。

 セーフモード移行により、重要なハードウェアは予備のユニットへ切り替わっている。衛星の向きは太陽光パネルが最大限の太陽光を受けるように変更され、ミラーは太陽と反対方向に向けられた。すべてのシステムは正常に機能しており、科学調査機器は安全だという。セーフモード移行の原因は現在調査中だが、ジャイロスコープが関係している可能性もあるとのこと。10月5日(日本時間6日)にはハブル宇宙望遠鏡もジャイロスコープ故障でセーフモードへ移行している。ハブル運用チームは予備のジャイロスコープを起動したが、実際の回転速度よりも桁違いに大きい値が報告される問題が発生していることが13日に発表された。

 その後セーフモード移行の原因が判明し、チャンドラは15日に復旧した。原因はジャイロスコープの故障による異常なデータが3秒間送られたことで、コンピューターが機体の異常な動きと判断してセーフモードへ移行していたとのことだ。

 1999年に打ち上げられたチャンドラの設計寿命は5年だったが、2001年には10年に延長され、現在まで19年間観測を続けている。NASAでは今後さらに何年にもわたって観測が続けられることを期待しているとのことだ。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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