こだわりの黒豆入りからハチの巣箱型まで? 進化する日本のバウムクーヘン

2018年10月14日 23:46

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記事提供元:エコノミックニュース

山田養蜂場から「ハニースケップクーヘン」が新商品が発売された

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食欲の秋を迎え、スイーツ界隈が活気づいてきた。総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済がまとめた「スイーツ市場のメニュー×チャネル別需要分析調査2018」によると、2018年のスイーツ市場規模は1兆4179億円になる見込みで、ここ数年減少傾向が続いている。原因は、お中元やお歳暮、贈答品などの需要が年々減少しているためと考えられるが、一方で、デイリーユースや自分へのご褒美を目的とした、コンビニエンスストアや量販店などのホールセールの売上げは増加傾向にある。

自分へのご褒美としては、プリンやシュークリームなどの定番スイーツに、プラスアルファのプチ贅沢を意識させる商品の需要が伸びているようだ。中でも今、密かに注目が高まっているのがバウムクーヘンだ。

 ドイツの伝統菓子バウムクーヘンが日本で初めて販売されたのは1919年。およそ100年も前から日本人に愛されてきた定番中の定番の洋菓子だ。年輪のように幾重にも重ねて焼き上げられた生地と上品な甘さは、他のスイーツにはないバウムクーヘン独特の風味だ。

 バウムクーヘンは、それ自体がすでに完成されたスイーツではあるが、昨今、これにプチ贅沢感をプラスしたプレミアムな商品が増えており、さらに人気を集めている。

 例えば、洋菓子大手のユーハイムでは、まるで上質な和菓子のような「究極の黒豆バウムリンデ」をネット限定品として販売している。「リンデ」とは「木の皮」を意味し、ドイツではバウムクーヘンの一種として親しまれている菓子。同商品は、重ねた生地と、バウムリンデの最上層を覆う寒天の中に兵庫県産丹波黒豆をたっぷりと使用し、大粒でねっとりとした黒豆の味わいと、バウム生地の甘さが一体となった、他にはない逸品だ。

 また、知名度が高い「銀座千疋屋」では、同店が厳選したくだものの果汁を練り込み、一層一層丁寧に焼き上げた「銀座フルーツクーヘン」が好評だ。味も、イチゴ&ミルク、レモン&はちみつ、メロン&ミルク、バナナ&チョコの4種類が用意されている。イチゴにミルク、レモンにはちみつなど、王道ともいえる組み合わせだが、バウムクーヘンの食感と相まるとまた、新しい感動を誘う。一片ごとの個包装なのでギフト用途に最適な商品であるものの、自分へのご褒美スイーツとして購入する人も多いという。

 はちみつ味のバウムクーヘンといえば、この秋、はちみつ産品の製造・販売大手「山田養蜂場」からも新商品が発売された。その名も「ハニースケップクーヘン」。「スケップ」とは「籠」を意味する言葉で、ヨーロッパの伝統的な釣り鐘型の巣箱のことだ。麦わらで編んだスケップを逆さまに伏せてミツバチを飼うと、ミツバチはその中にはちみつやローヤルゼリーなどを貯めていく。今秋発売された「ハニースケップクーヘン」は、まさに、そのスケップの中にはちみつがたっぷり詰まっている様子をイメージして作られたもので、スケップ型の可愛いバウムの中に、とろりとしたソースが詰まっている。ソースは、プレーン味のはちみつソースと、甘さ控えめのミルクチョコレートソースの2 種類が用意されている。こちらも個包装になっており、見た目も珍しいので、ギフトとしても人気が出そうだ。

 他にも、贅沢素材をふんだんに使った高級バウムクーヘンや、キャラメルを使用したものなど、今や、本場のドイツも顔負けの進化を続ける、日本のバウムクーヘン。いろいろ試して、お気に入りの逸品を探してみてはいかがだろうか。(編集担当:石井絢子)

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