■4日に発表された第2四半期は増収増益で、当初予想を上回る
クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は4日、今期19年2月期第2四半期決算を発表した。翌5日の株価は、8月24日以来の1100円台となる前日比162円安の1104円と急落し、売り攻勢となったことから60万500株と今期一番の出来高となった。
これほど急落したのは、第2四半期の業績が投資家の期待を下回ったことが原因と思われる。
しかし、4日に発表された第2四半期連結業績は、売上高148億18百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益12億64百万円(同1.5%増)、経常利益12億56百万円(同0.2%増)、純利益7億38百万円(同0.6%増)と増収増益で、当初予想を売上で4億18百万円、営業利益で14百万円、経常利益で06百万円上回る決算であった。
■今期計画していなかったクレイテックワークスを子会社化
しかも、今期計画していなかったクレイテックワークスを子会社化したことで、営業利益への影響が-30百万円出たにもかかわらず、当初予想を上回る結果となっている。
第2四半期がわずかであるが計画を上回ったこともあり、通期連結業績予想は、当初予想を据え置いている。
ちなみに、19年2月期連結業績予想は、売上高295億円(前期比10.5%増)、営業利益19億50百万円(同8.0%増)、経常利益19億50百万円(同6.9%増)、純利益11億50百万円(同4.2%増)と最高益更新を見込む。
■10月11日に本社機能を新橋4丁目の「新虎通りCORE」に移転
今期は、10月11日に本社機能を新橋4丁目の「新虎通りCORE」に移転する。移転費用として、上半期約80百万円、下半期約5億円を経費として見込んでいる。その経費をカバーしたうえで最高益更新を見込んでいることから、同社の業績は好調といえる。
株価は急落したが、本社を今注目の新虎通りに移転することは、今後の成長の自信の表れと言える。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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