【銘柄フラッシュ】燦キャピタルや夢みつけ隊などの低位株が急伸しピクセラも高い

2018年10月5日 07:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 10月4日は、メディカルシステムネットワーク<4350>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、経済産業省が病歴や検査結果などの医療情報を扱う上で信頼のおける企業を認証する制度を設ける方針と伝えられ、18年1月に兵庫県のスタートアップ企業に出資していることなどが注目し直され多との見方で15.5%高と急伸。

 2位はアイ・エス・ビー<9702>(東1)の11.7%高となり、携帯電話各社が「5G」サービスを前倒しする方針と伝えられたため関連需要も前倒しになる期待が高揚との見方。

 3位はショーケース・ティービー<3909>(東1)の11.7%高となり、子会社が出資するゲーム会社の新作ゲームを材料に8月下旬に急伸したあとの調整が浅く、テクニカル的には再騰の可能性が強いと目されてきたところで朝から動意が活発と注目し直されたようで再び急伸。

 ピクセラ<6731>(東2)も携帯電話各社が「5G」サービスを前倒しする方針と伝えられたため関連需要も前倒しになる期待が高揚との見方があり8.5%高と再び大きく出直り。ニチリン<5184>(東2)は8.4%高。自動車用ゴム製品とあって米中貿易摩擦が気にされて10月初に下押したが、純利益などは連続最高を更新する見込みのため余力は大とされて見直される様子で出直り拡大。

 シェアリングテクノロジー<3989>(東マ)はグループ会社の海外留学サービス急拡大などが注目されて10.8%高と急伸。JIG-SAW<3914>(東マ)は4日付で中国最大のパブリッククラウドを日本で提供するSBクラウドとのビジネスパートナー契約が注目されて6.8%高。

 燦キャピタルマネージメント<2134>(JQS)は株価2ケタのため現金比率を高めてリスクを減らしながら投資するのに好適とされ、10月初に発表した「社会課題解決ビジネス成長ファンド」投資決定などが言われて月初から日々次第に上げ幅を広げて20.3%高。夢みつけ隊<2673>(JQS)は4日売買分から信用取引規制が解除され、再び低位株妙味を発揮する期待などが強まったようで20.3%高と大きく出直った。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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