猛暑の後の「秋枯れ肌」は大丈夫? 44%が秋の肌トラブルを実感

2018年10月3日 09:36

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記事提供元:エコノミックニュース

9月、10月は夏の刺激で肌が疲れている。その上にさらに乾燥が重なることで、カサカサ、ゴワゴワ、粉をふいたような「秋枯れ肌」に……。

9月、10月は夏の刺激で肌が疲れている。その上にさらに乾燥が重なることで、カサカサ、ゴワゴワ、粉をふいたような「秋枯れ肌」に……。[写真拡大]

 食欲の秋、読書の秋、芸術の秋。いろんな秋があるけれど、今、女性にとって何よりも関心が高い秋は「乾燥の秋」ではないだろうか。

 9月、10月は夏の刺激で肌が疲れている。その上にさらに乾燥が重なることで、カサカサ、ゴワゴワ、粉をふいたような「秋枯れ肌」に……。ドクターシーラボの「顔のたるみ研究所」が実施したアンケートの調査結果によると、「夏の終わりや秋に肌トラブルが起きた経験はあるか」との質問に対し、「ある」と回答した人は44.7%。しかも、その内の半数以上の人が、秋の肌トラブルが冬にまで引きずってしまった経験をもっていると答えている。そうならないように、しっかりと心掛けて肌のケアを行い、冬に持ち越さないようにしたいものだ。

 そんな「秋枯れ肌」対策のキーワードは「保湿力」だ。各美容関連メーカーも、秋枯れ肌を克服するための、保湿力に優れたコスメ・スキンケア商品に力を入れている。

 例えば、美容業界で注目されている「ミツバチの恵み」もその一つだ。ミツバチ由来の商品といえば、誰もが真っ先に蜂蜜を思い浮かべるだろうが、ミツバチの恵みはそれだけではない。女王蜂だけが食べることを許された「ローヤルゼリー」には健康に不可欠なビタミン・ミネラル・アミノ酸といった栄養素が豊富に含まれているが、これが栄養分だけでなく優れた保湿力をもつことが最近の研究で明らかになっている。また、ローヤルゼリーにはコラーゲンやエラスチン産生アップ効果も確認されているので、エイジングケア成分としても注目されている。

 王道としてはカネボウのスキンケアクリーム「ナイト リピッド ウェア」なども人気が高い。同製品は、同社が独自開発した「ベビーソフトオイル処方」によって「うるおい膜」をつくり、就寝中にしっかりと保湿する夜用クリームだ。一日のリズムに着目して開発された商品で、日中の紫外線や乾燥などのダメージを眠っている間に改善し、豊かなうるおいで満たしてくれると評判だ。

 その他、ローヤルゼリーを配合した化粧品も保湿が高いと人気だ。ミツバチ産品の製造販売で知られる山田養蜂場では、早くからこのローヤルゼリーの優れた保湿力に着目し、RJスキンケアシリーズを開発。同コスメシリーズは、生ローヤルゼリーから抽出した高濃度のローヤルゼリーを高い保湿力のあるリピジュアでコーティングし、脂質でありながら水に溶けやすいレシチンを潤滑油として配合されており、潤いを長時間保つ工夫が凝らされている。ちなみに薬用 RJエッセンスは、医薬部外品で美白効果も高い。

 とくに今年は記録的な猛暑のせいで、肌の外も中もダメージがかなり蓄積しているはずだ。その秋枯れ肌を冬に持ち越さないためにも、本格的な冬が到来する前から、きっちりと保湿ケアを心掛けたいものだ。(編集担当:石井絢子)

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