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(画像: ファミリーマートの発表資料より)[写真拡大]
ファミリーマート(東京都豊島区)は28日、「緑・白・青」からなる同社ブランドカラーが「色彩のみからなる商標」として特許庁に登録されたと発表した。昨年9月には、サウンドロゴである「あなたと、コンビに、ファミリーマート」がコンビニ業界初の音商標として登録されている。
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■ファミマといえばあの3色!抜群の認知度で商標登録へ
今回登録に至ったのは、ファミリーマート店舗の看板などに使用する「緑(PANTONE 361C)・白(CMYK:C0,M0,Y0,k0)・青(PANTONE Process Blue C)」の色彩の組み合わせ。配色の割合は、上から順に、緑色33%・白色58%・青色9%となる。小売または卸売業務において行われる顧客に対する便益の提供など、4分類(35、36、39、43類)で登録。色彩の商標が4分類に登録されるのは小売業では初となる。1992年より使用しているブランドカラーであり、顕著な識別性があることから申請が認められた。
■審査厳しい「色」の商標登録
同社は、今回登録が認められ商標を、2015年6月に特許庁へ出願。出願から登録までには3年以上かかったことになるが、この期間は決して長すぎではない。特定の色(配色)を特定の企業に独占させるわけだから、審査のハードルが高く、登録までに時間がかかるのは当然といえる。28日現在、特許庁には「色彩のみからなる商標」への出願が143件なされているが、登録に至っているのは6件(4社)のみである(28日時点での特許庁サイト反映件数)。
■世界中に2万3,896店を展開
ファミリーマートは、日本発祥のコンビニエンスストアとして、1973年に第1号店を埼玉県狭山市にオープン(現:入曽店)。現在、国内1万6,720店、海外7,176店を展開している。青と緑を基調色としたブランドカラーは、「楽しさ」や「新鮮さ」、「信頼」と「安心」を表現しているという。(記事:西舘妙子・記事一覧を見る)
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