【株式市場】NYダウの最高値など好感され日経平均は朝方189円高まで上げ一進一退

2018年9月21日 12:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3793円35銭(118円42銭高)、TOPIXは1797.09ポイント(9.49ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億8904万株

 9月21日(金)前場の東京株式市場は、NYダウの最高値更新などが好感されて株価指数の先物が先行高し、日経平均は173円高で始まった。ただ、トヨタ自動車<7203>(東1)は取引開始後の高値から伸びきれず、ソニー<6758>(東1)はほどなく軟調に転換。日経平均も取引開始後の189円11銭高(2万3864円04銭)を上値に一進一退を続けた。前引けは118円42銭高(2万3793円35銭)。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 第一生命ホールディングス<8750>(東1)がこのところの米金利上昇による資金運用環境の好転期待などから連日高となり、神戸物産<3038>(東1)は株式分割と3年以上保有株主への優待拡充を注目材料に活況高。フィンテック グローバル<8789>(東マ)は9月決算への期待再燃とされて高値に接近。ナガオカ<6239>(JQS)は水処理装置などの中国やベトナムでの展開が注目されているようで急伸。

21日、新規上場となったイーエムネットジャパン<7036>(東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま値がつかず、前引けは公開価格3000円を70%上回る5100円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は7億8904万株。売買代金は1兆4353億円。1部上場2110銘柄のうち、値上がり銘柄数は1524銘柄、値下がり銘柄数は486銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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