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9月12日のNY為替概況
記事提供元:フィスコ
*04:18JST 9月12日のNY為替概況
12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円49銭から111円12銭まで下落し111円25銭で引けた。
米国の8月生産者物価指数(PPI)が予想外に1年半ぶりのマイナスに落ち込みドル売りが優勢となった。その後、米国が中国に対してハイレベルの貿易協議再開を提案したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で全米経済活動の緩やかな拡大継続や労働市場のひっ迫、物価圧力が指摘されると、ドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1578ドルから1.1650ドルまで上昇し、1.1630ドルで引けた。
ユンケル欧州委委員長の発言「EUは英国とBREXIT合意に達すると約束」で安心感からユーロ買いが優勢となった。
ユーロ・円は、128円94銭まで下落後、129円81銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2997ドルまで下落後、1.3079ドルまで上昇した。英国の秩序のあるEU離脱期待にポンド買いが再燃した。
ドル・スイスは、0.9740フランから0.9696フランまで下落した。
[経済指標]・米・8月生産者物価指数:前月比-0.1%(予想:+0.2%、7月:0.0%)・米・8月生産者物価コア指数:前月比-0.1%(予想:+0.2%、7月:+0.1%)・米・8月生産者物価指数:前年比+2.8%(予想:+3.2%、7月:+3.3%)・米・8月生産者物価コア指数:前年比+2.3%(予想:+2.7%、7月:+2.7%)
《KY》
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