クックパッドが運営する新形態ネットスーパー、受け取り店舗参画の5社発表

2018年9月12日 14:27

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近くの店舗で商品を受け取る「クックパッドマート」のイメージ(画像: クックパッド)

近くの店舗で商品を受け取る「クックパッドマート」のイメージ(画像: クックパッド)[写真拡大]

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 注文を受けた商品を提携するチェーン店に運び、顧客が自分で店まで商品を受け取りに行く新形態のネットスーパーを9月から運営する情報通信会社「クックパッド」(東京都渋谷区)は、受け取り先となるチェーン店などを運営する5社を発表した。サービスは東京都渋谷区、世田谷区と目黒区の一部でスタート。今後、都市圏を中心にサービスを拡大していくことにしている。

【7月に発表】クックパッド、生鮮食品のネットスーパー「クックパッドマート」を今夏開始

 クックパッドが運営する「クックパッドマート」は、精肉店や鮮魚店、ベーカリーなど地域で有名な店や農家の「こだわり食材」をスマートフォンのアプリから注文できる生鮮食品ネットスーパー。客は1品から送料無料で注文でき、商品は近くのドラッグストアや飲食店などの店舗であらかじめ指定した時間に受け取ることができる。

 今回、商品の受け取り場所として参画することになったのは、「ドラッグストアスマイル」(富士薬品グループ)のほか、酒店チェーン「なんでも酒やカクヤス」(運営会社、カクヤス)、ツルハドラッグ(同、ツルハ)、カラオケ店「カラオケの鉄人」(同、鉄人化計画)、イタリアンバルY2T STAND(同、フェリシダージ)の5社。全店舗が引き渡し可能ではないが、客は都合のいい店舗を受け取り場所として指定できる。

 クックパッドでは、ネットスーパーを始めるにあたり、社会問題化しつつある宅配荷物の「再配達」の増加を踏まえ、個人の家に荷物を送るのではなく、客に近くの店舗にまで商品を取りに行ってもらう方式を採用した。同社は、これにより「再配達による社会的損失を軽減し、物流の効率化を図ることができる」としている。また、受け取り店に参画することで、「企業側には、利用者に来店動機が生まれ、飲料や日用品の“ついで買い”が期待できるというメリットがある。店舗や施設のスタッフの福利厚生の一つとしても活用できる」とし、引き続き参画企業を募集している。

 参画企業の一つスマイルドラッグでは、「ネットスーパーへの参画は地域活性化や地域住民の生活向上への貢献の一つとなる。商品の受け取りとともに、調味料や日用品の購入に当店を利用してほしい」としている。

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