IoT環境やハイレゾプレイヤーも自作? 最近の電子工作がすごい

2018年8月26日 21:51

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記事提供元:エコノミックニュース

ソニーのスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE」とロームが提供する拡張ボード。幅広い電子工作が可能

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小中学生の夏休みの自由研究といえば、実験や観察、工作など様々あるが、中でも花形は「電子工作」ではないだろうか。

 電子工作といえば、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が新エネルギー啓蒙・普及活動の一環として、小中学生を対象に「新エネ・太陽電池工作コンクール」を開催しているが、そこに集まる作品は大人でも舌を巻くようなものが多い。

 例えば、前回の経済産業大臣賞を受賞した「自動ひさし」は、太陽の光を感知して「ひさし」を自動的に出したり畳んだりする装置で、その動力には太陽電池を使用している。これを小学校5年生が作ったというのだから驚く。過去にはソーラーパワーでペットボトルを海に潜らせて水質汚染度を簡易測定する装置や、薄くて柔かい電池パネルを使った扇風機、池に浮かべておくだけでマイクロバブルが水を浄化してくれるロボットなど、アイデアに富んだレベルの高い作品ばかりだ。

 また、電子工作の楽しみは子どもたちだけのものではない。近頃は学生や大人でも電子工作にハマる人が増えている。その理由は、高度な最新のシステムを安価で手軽に構築することができるようになってきたからだ。

 ArduinoやRaspberry Piなどのオープンソース・ハードウェアの登場によって、回路やプログラミングに詳しくない人でも、簡単に早く電子回路を使った作品などが作れるようになってきたうえ、センサー基盤も豊富に揃っている。その気になれば3Dプリンタを使ってオリジナルの部品を製造することも可能だ。

 話題のものでは、ソニーが7月31日に発売したばかりのスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE」(スプレッセンス)などがある。同製品は、5500円という価格ながら、55×20mm(縦×横)サイズの小さなボードの中にソニーが誇る高性能なGNSS (Global Navigation Satellite System)受信機やハイレゾ音源対応のオーディオコーデック、最大8chのマイク入力などを備えたマルチCPU構成採用の独自のボードで、各種センサーなどを組み合わせることで、ドローンやスマートスピーカー、センシングカメラ等のIoT端末や、様々な用途のシステムが構築できるという優れモノだ。

 拡張オプションとして、例えば、ロームが、SPRESENSE向けのセンサーボードやBluetoothR LEボードを提供開発しているが、これらの拡張ボードを接続することで、センシング機能の追加と簡単な通信が可能になり、開発の幅がさらに広がる。軽く振るだけで曲選択が出来たり、音声認識で操作できたりする、超小型のオリジナルハイレゾプレーヤーなども自作できるのだ。

 プログラミングや電子部品の知識がほとんどない人や、かつて電子工作に挑戦してLEDを点滅させるだけで諦めてしまったような人でも、最近では初心者向けの入門キットも豊富に揃っているし、システム構築のための技術的な解説や詳細なノウハウもインターネットで手軽に入手することができるので、思いのほか始めやすいはずだ。そして、慣れればすぐにでも、自身でも驚くようなものを開発できるかもしれない。電子工作は子どもだけのものではない。大人の趣味としても、ぜひおススメしたい。(編集担当:藤原伊織)

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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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