4℃ホールディングスの中計に見る新たな旅立ち

2018年8月21日 11:57

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ジュエリーの企画・製造・販売を一貫して手掛ける4℃ホールディングス(以下4℃)のネット通販進出は2004年11月(『JEELRY BOUTIQUE』の開設)。EC担当者は「中核ブランドの4℃をはじめブライダル専門の4℃BRIDAL、日常のアイテムを取り扱うcanal4℃など多彩なブランドを手掛けている。店舗(前2月期末、国内208店)販売だけでなく、店舗に足を運びづらい地域のお客様にもお求め頂ける機会をと考えたのが契機だった」と振り返る。

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 4℃の取り扱いアイテムはカテゴリー区分でみると、ネックレス・リング・ピアス・ブレスレット・時計・パース・バック・小物。そしてそれぞれが更に多岐のカテゴリーに分かれている。店舗販売品に対し主軸ジュエリーネット通販の比率は約5%だが品数は約1,400近くに及んでいる。

 通販伸長の背景としては消費者の4℃ブランドへの認識の高さがあると同時に、サイトの利便性の追求が指摘できる。画像の高質化はもとより「売れ筋商品ランキング」など機能面、「ギフトカードやアフターサービスの紹介」などサービス面の強化をこの間進めてきた。スマホ画面の商品を示し「これを買いたい」とする顧客が増えている。「シナジー効果の高まりを実感している」(EC担当者)とした口調には「オムニバスチャネル戦略視野」の含みが窺えた。

 取扱商品の性質上、男性から女性へのプレゼントというケースが多い。「ジュエリーに関する知識が総じて乏しい男性客でも選び易いように、価格とアイテムの組み合わせなど見せ方を常に改善・工夫している」という。サイトの拡充にも積極的。4℃ブライダルの取り扱い店舗のない地域に対応すべくECサイトをリリースした。

 4℃はいま成長企業が通過しなくてはならない「足踏み」状況にある。が、強気の姿勢は崩していない。2021年2月期を最終年度とする中計をスタートしたが「売上高530億円(前期比10%強増)以上、経常利益83億5000万円(10%強増)以上、ROE10%以上(前期10.4倍)」を目標として掲げている。(千葉明)

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