横断歩道で止まらないクルマ(3) 本当に止まらないか?試してみた!

2018年8月14日 22:16

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■本当に止まらないか?試してみた!

 筆者は、近所の信号のない横断歩道で試したことがある。自分が渡ろうとして、クルマが10台通ったらそのうち何台止まるか?をだ。結果は、ほんの2台止まってくれた。1人は女性、もう1人はタクシー運転手。しかし驚くのは、止まらなかった8台のクルマのドライバーがすべて女性だったことだ。

【前回は】横断歩道で止まらないクルマ(2) 普通の人々が「チンピラ」風情、「SNS」の会話が気になる

 女性ドライバーが多いのは、場所が住宅地で平日の正午当たりだったからだと思うが、それでも歩行者が渡ろうとしているのだから許されない。しかも、そこは小学校のすぐ近くだから、いつでも止まれるように徐行するのが常識だ。思いやりが働いているのか疑問がわいてくる。統計的に有効ではないことは分かっていても、若い女性が多かったのがショックだった。子供たちが通う小学校沿いの道なのに、母性が働かないようだ。

 さて、JAFではアンケートを行っており、信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしている場面で、9割以上のクルマが一時停止していないことが判明している。それはもう、日本の交通安全の危機といってもいいかもしれない。また、止まらない理由の1位に「自車が停止しても対向車が停止せず危ないから」、また、4位に「後続車に追突されそうになる」があったが、自分が試した場所は、昼間の交通量は少ない場所で対向車も後続車もいなかった。だからその理由は、言い訳も含まれているのではないかとも思う。

■強い者が支配する時代、『ヒトラー登場前夜』と言うべきか?

 この様子では事故になることが懸念されるが、それだけでなく喧嘩が起きることも考えられる。「あおり運転」が社会問題となって、警察の取り締まりも盛んになった。不思議なのは「信号で停止していて、発進に遅れてもクラクションが鳴らなくなった」ことだ。

 ドイツ人が日本のドライバーは「後ろのクルマのことを考えてない、また慎重すぎて流れを妨げているドライバーもいる」と言っており、「うっかりして発進が遅れたとき」後ろからクラクションを鳴らされると「逆切れする」ドライバーが普通になったようだ。以前は、鳴らされたほうが「軽く手を上げ」自分がうっかりしていたことを謝り、警告してくれたことに「感謝」していくのが常識とされていた。今では、事故を防ぐなど親切心で警告としてクラクションを鳴らしても喧嘩になるようだ。『コミュニケーション不要の時代』になってきたのか。『ヒトラー登場前夜』と言うべきか?

 いずれにしても、交通安全に限らず、日本のモラルが問われている。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る

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