関連記事
シベリアの永久凍土から見つかった線虫、4万年の時を経て復活
記事提供元:スラド
4万2000年に渡ってシベリアの永久凍土内で凍っていた線虫が解凍され、息を吹き返したそうだ。これは、長期に渡って永久凍土内で眠っていた多細胞生物が復活する初めての事例だという(Live Science、Doklady Biological Sciences誌掲載論文、GIGAZINE)。
今回確認された線虫は長さ1ミリメートルほどのもので、地表から1.3km地下の場所でも生存できるという特徴を持つ。研究者らは永久凍土から採取した300のサンプルを分析し、そこから2匹の線虫を発見。これを隔離した実験装置内で解凍したところ、体の移動や摂食といった生命活動を確認できたという。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | ニュース | サイエンス
関連ストーリー:
北極の氷に膨大な量の水銀が含まれることが判明。温暖化で溶け出す可能性も 2018年02月09日
絶滅した「ホラアナライオン」、ロシアの永久凍土から発見される 2017年11月16日
シベリアで炭疽病が発生し死者を出す。高温で永久凍土から溶けて菌が増殖? 2016年08月06日
ロシアと韓国、マンモスのクローン復元を目指し共同研究を開始 2015年09月08日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 天然記念物オカヤドカリが事件の証拠品に 水族館で預かり中 12/10 18:48
- デンキウナギの放電で周囲の生物に遺伝子の組み換え発生か 名大ら 12/ 9 09:51
- 卵を産む哺乳類「アッテンボロー・ミユビハリモグラ」、60年ぶりに目撃 11/20 08:59
- 札幌の円山公園でゴキブリが繁殖も、公園の外には生息域を広げられない 11/ 2 11:30
- ネコ、マタタビへの依存性ない 10/ 3 08:34