ドラッグストア首位のツルハホールディングスがECに積極姿勢

2018年7月19日 21:18

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 北海道地盤のドラッグストア首位のツルハホールディングスは、巧みなM&A戦略等を駆使し南下作戦を展開。前5月期半期末時点の店舗数は直営店だけで1,931に至っている。前期は期中に通期計画を上方修正し「16.1%の増収(6,700億円)、13.1%の営業増益(399億円)、7.8%の最終増益(250億4,200万円)」計画。対して着地は「売上高:6,732億380万円、営業利益:402億3,600万円、最終利益:247億9,800万円、6円増配146円配」。11期連続の「増収・営業増益」企業となった。文字通り屈指の優良企業といえる。

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 ツルハドラッグストアを中心に杏林薬局(昨年M&A成立)・くすりの福太郎・レディ薬局などの店舗販売が主力だが、店舗不在地をフォローしているのがEC。ツルハグループの1社:ツルハグループマーチャンダイジングが運営を担っている。2万点以上の商品を対象としている。そして以下のような特徴を売りにしている。

(1) ツルハブランドのプライベートブランド品:M,s one(エムズワン、前期末で1,821品/売上高約506憶円)の購入が可能。
(2) ツルハグループ企業のポイントカードが使用できる。
(3) 会員限定の商品ページの買い物やプレゼントの享受、レビュー投稿が可能。

 ECによる総売上高比率などは公開されていない。が詳細にチェックしてみるとECへの注力姿勢が読み取れる。例えば酒類販売の子会社がECサイトの展開を開始すること。また昨年5月に「ウィング」や「ツルハeコマース」がツルハグループマーチャンダイジングに合併されている点などを勘案すると、アナリストの言葉を借りれば「徐々に存在感を増している」といえよう。

 ちなみに同社の2015年5月期の初値(6月1日:9,230円)を買い、本稿作成時点まで保有していると投下原資は70%近く増えている。また今期予想を含め過去5期間に限ってみても連続増配状況。ECの強力化が収益力の向上に拍車をかける期待が大きい。(千葉明)

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