ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングスは人材紹介事業とメンタルヘルスケア事業を展開

2018年6月29日 07:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス<6575>(東マ)は、人材紹介事業とメンタルヘルスケア事業を展開している。18年4月東証マザーズに新規上場した。19年3月期増収増益予想である。株価は戻り高値圏から急反落して安値更新の展開となったが、IPO人気一巡後の落ち着きどころを探る段階だろう。

■人材紹介事業とメンタルヘルスケア事業を展開

 18年4月東証マザーズに新規上場した。人材紹介事業とメンタルヘルスケア事業を展開している。

 人材紹介事業は、特色のある事業会社3社が、ミドルマネジメント以上の人材紹介に特化して事業展開している。メンタルヘルスケア事業は、メンタルヘルス対策の一次予防(不調者発生予防)から、二次予防(早期発見・早期対応)、三次予防(再発防止)までワンストップでサービスを提供している。

■19年3月期増収増益予想

 19年3月期連結業績予想は、売上高が18年3月期比12.3%増の21億87百万円で、営業利益が10.0%増の2億81百万円、経常利益が9.3%増の2億81百万円、純利益が3.8%増の1億82百万円としている。

 人材紹介事業におけるコンサルタントの積極採用・育成、大阪支店の新設を含めたエリア拡大、メンタルヘルスケア事業におけるサービス強化、自社開発のストレスチェックシステムへの継続的投資、戦略的M&Aの活用などを推進する。売上高は人材紹介事業が13.7%増収、メンタルヘルスケア事業が10.5%増収の計画としている。好業績を期待したい。

■株価はIPO人気一巡後の落ち着きどころを探る段階

 株価(初値4月11日3600円)は6月15日の戻り高値3330円から急反落して一気に安値更新の展開となった。6月28日には1968円まで下押した。IPO人気一巡後の落ち着きどころを探る段階だろう。6月28日の終値は2112円、今期予想連結PERは約34倍、時価総額は約62億円である。 (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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