日経平均は4日続伸、中小型株や金融セクターに対する買い戻しの動きを意識/後場の投資戦略

2018年6月7日 12:29

印刷

記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22839.85;+214.12TOPIX;1789.75;+12.16

[後場の投資戦略]

 8日に先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控え、限月交代に伴うロールオーバーが増加するなか、これまでは戻りの鈍さが目立つようだと資金の逃げ足が速くなる可能性が警戒されていた。しかし、米株高や円安進行を背景に海外投資家による先物買いの動きも順調に観測された。米長期金利の持ち直しを受けてメガバンクが買い戻されているほか、メルカリ<4385>などの注目度の高いIPOを控えた換金売りの思惑から前日までJASDAQ指数が3日続落、マザーズ指数は連日年初来安値を更新するなどの弱さが目立っていた中小型株には、本日自律反発の動きがみられている。これを受け、短期的に売りこまれていた中小型株や金融セクターに対する売り方による買い戻しの動きも意識されやすいだろう。

 一方で、来週12日の米朝首脳会談や、日米欧の金融政策決定会合などの重要イベントを控え、23000円台に接近すると戻り売り圧力が強くなりやすい点には注意が必要だ。後場も引き続きインデックスに絡んだ商いが中心にはなるなか、前引け直後の225先物にはレンジを切り下げる動きもをみられており、次第に日経平均の上値が重くなる展開は視野に入れておきたい。(雲宮 祥士)《AK》

関連記事