ハイテク株の動向に注目/東京株オープニングコメント

2018年6月5日 08:31

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記事提供元:フィスコ


*08:31JST ハイテク株の動向に注目
 5日の日本株市場は、引き続き底堅い相場展開が見込まれる。4日の米国市場は引き続き雇用統計を受けた米長期金利の上昇を背景に、買いが先行。ハイテク株が選好され、終日堅調推移となっており、支援材料になるだろう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の22560円だった。また、円相場は1ドル109円80銭台、1ユーロ128円40銭台と円安傾向にあることも、買い安心感につながろう。

 もっとも、前日の大幅上昇に対する利益確定のほか、週末に先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることもあり、25日線レベルでは強弱感が対立しやすいと考えられる。とはいえ、南欧の政治リスクが後退し、6月12日で調整中の米朝首脳会談の開催に現実味が増してくる流れを受けて、リスクオンに向かう中、足元で売り込まれていたセクターなどを買い戻す動きが散見されている。貿易戦争への警戒から積極的に買い上がる動きには向かいづらい面はあるが、リバランスの流れが中心になりやすく、ディフェンシブ物色よりも、景気敏感セクターが見直されやすいところである。

 米国ではバンクオブアメリカ・メリルリンチがゲーム市場からの好影響を指摘し、半導体のエヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイセズが買われており、指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>などへの支援材料となることも、日経平均の下支えとして意識されそうだ。昨日は自動車株の強さが目立っていたが、本日はハイテク株の動向に注目したい。(村瀬智一)《NH》

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