二階堂ふみの圧倒的演技力に敬服!「西郷どん」21話レビュー

2018年6月5日 07:13

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■もう1人の主人公的存在、正助の活躍が語られた20話

 NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第21話が6月3日に放送された。大島に幽閉されてから自らを見つめ直す吉之助は、島で出会った愛加那と結婚して幸せを感じ取っている。しかし、ゆくゆくは国の政治に関わるほどの器である男に安寧が長く訪れることはなかった。そんな吉之助の変化と愛加那の演技に多くの人が心動かされるエピソードになった。

【前回は】正助の思いが国までも動かすか!「西郷どん」20話レビュー

■はじめての子どもが生まれる吉之助の元に訪れたのは・・

 吉之助(鈴木亮平)は愛加那(二階堂ふみ)との夫婦生活も深まる中、はじめての子どもを授かることになる。島中が新しい命の誕生に喜ぶ中、吉之助はその子に「菊太郎」と名付けようとする。しかし、龍佐民(柄本明)はゆくゆく島を出ていく吉之助のことを考え「菊次郎」という名前にすることを提案するのだった。龍の気遣いはありがたかったが、吉之助はすでに薩摩へ帰るつもりはなかった。

 その一方、正助は一蔵(瑛太)と名前を変え、政治に大きく関わる立場になっていた。今までの努力の甲斐もあって自分の意見も通りやすくなり、ついに吉之助を大島から薩摩へ戻す嘆願書も認められた。さっそく大島へ吉之助を迎えに行く一蔵だが、そこには愛加那と幸せそうに暮らす彼の姿があった。

 吉之助は一蔵との再会を喜び、島の幸をふんだんに使って彼をもてなした。その席で一蔵は吉之助が今まで行ってきた功績を並べると共に、これからの日本には必要な存在であることを説く。しかし、吉之助の島に留まる思いは強く、布に包まれた木箱を置いて一蔵は島を去るのだった。

■運命を受けれる愛加那

 一蔵を送り出した後、吉之助は愛加那と共に木箱を開けてみる。そこには斉彬(渡辺謙)から譲り受けた短刀が納められており、それを見た瞬間に吉之助の中でも何かが変わっていく。その変化に愛加那も気付き、自らの運命を受け入れる準備をはじめるため離れて過ごし出す。

 愛加那の様子がおかしいと感じる吉之助だが、龍に聞いてみると新しい子を授かっている事実をはじめて聞かされる。急いで愛加那のことを探すと、彼女は海に向かって歩いていた。急いで海に入って愛加那を抱きしめるも、彼女は吉之助に「あんたの魂はここにはない、すでに薩摩にある」と涙を流しながら叫ぶのだった。

 ついに菊池源造から吉之助に戻ることになった21話。なんといっても一途に吉之助のことを思う愛加那を演じる二階堂ふみの演技が圧倒的で、最後まで荒々しさの中に愛を秘める女性の姿が印象に残る。また、一蔵が持ってきた短刀を握ることで武士の顔つきに戻る鈴木亮平の演技力も流石で、今後の展開に期待したい。

 「西郷どん」は毎週日曜日20時からNHKにて放送中。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る

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