東京為替:ドル・円は伸び悩み、貿易戦争への懸念再燃

2018年6月1日 17:42

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記事提供元:フィスコ


*17:42JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、貿易戦争への懸念再燃
今日の東京市場でドル・円は伸び悩み。下値の堅さから買戻しが強まり109円を回復したものの、貿易戦争への懸念再燃でドルは上値の重い展開となった。

ドル・円は108円後半で寄り付いた後、日銀の買いオペに伴う円買いで、ドルは午前中に108円72銭まで弱含んだが、下値の堅さを確認し109円24
銭まで切り返した。その後は日本株高を手がかりに109円台を維持。

夕方にかけては日経平均株価の反落でドルはやや失速する場面もあったが、米10年債利回りが2.880
%台まで水準を切り上げ、ドル買いが強まった。ただ、米国の鉄鋼・アルミ製品の輸入関税に関する適用拡大が嫌気され、ドル買いは抑制された。

なお、ユーロ・円は127円13銭から127円79銭まで値を切り上げた。また、ユーロ・ドルは1.1706ドルから1.1665
ドルまで弱含んだが、夕方にかけてやや値を戻した。

・17時時点:ドル・円109円10-20銭、ユーロ・円127円60-70銭

・日経平均:始値22126.25円、高値22316.91円、安値22098.04円、終値22171.35円(前日比30.47円安)

【要人発言】

・黒田日銀総裁

「保護主義的な措置を取る国は自国経済へも輸入に障害が出る」

「イタリア政局による金利の上昇、大きな影響は出ないだろう」

・トランプ米大統領

「米国は公正なNAFTAに合意するか、まったく合意なし」

・シュルツ独財務相

「米国の関税発動は間違っており違法だ」

【経済指標】

・日・1-3月期法人企業統計調査・設備投資:前年比+3.4%(予想:+3.1%、10-12月期:+4.3%)

・中・5月財新製造業PMI:51.1(予想:51.2、4月:51.1)

【今日の欧米市場の予定】

・17:30 英・5月製造業PMI(予想:53.5、4月:53.9)

・21:30 米・5月非農業部門雇用者数(予想:+19.0万人、4月:+16.4万人)

・21:30 米・5月失業率(予想:3.9%、4月:3.9%)

・21:30 米・5月平均時給(前年比予想:+2.6%、4月:+2.6%)

・21:55 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が討論会参加

・22:45 米・5月製造業PMI改定値(予想:56.6、速報値:56.6)

・23:00 米・5月ISM製造業景況指数(予想:58.2、4月:57.3)

・23:00 米・4月建設支出(前月比予想:+0.8%、3月:-1.7%)《MK》

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