日本女子37年ぶりの優勝 バドミントン団体ユーバー杯

2018年5月27日 08:09

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 26日、タイ・バンコクで行われた女子バドミントンの国・地域別対抗戦ユーバー杯の決勝で日本は地元タイと対戦、3勝0敗で勝利、37年ぶりに世界一となった。

 今大会はチャイニーズ・タイペイに3-1、韓国にも3-1と第5戦まで持ち込ませず、日本の近年にない選手層の厚さを示した大会となった。過去の大会で圧倒的な実力を示していた中国に準決勝で勝利したタイを相手に歴史的な優勝を遂げた。

 第1試合のシングルスで世界ランク2位の山口茜が同4位のインタノンと対戦、エース同士の対決となる。
一進一退の第1ゲーム終盤で山口は5連続ポイントを奪い21-15と先取する。第2ゲームも接戦となるが、21-19で奪い切って2ゲームを連取し1勝を先行してチームに勢いが付く。

 第2試合のダブルスで世界ランク2位の福島由紀・広田彩花組が登場する。相手は急造のペアでありながら序盤からリードされるも、13-16から7連続ポイントを奪い返すと21-18で第1ゲームを取る。そのまま第2ゲームを21-12と圧倒して勝利する。

 第3試合のシングルスでは昨年の世界選手権女王で世界ランク9位の奥原希望が登場する。奥原は安定した余裕のある試合運びにより21-12で第1ゲームを奪うと、第2ゲームも21-9で圧勝し、ここで日本の優勝が決まった。

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