【株式市場】好決算株など強く日経平均は2万3000円に迫りマザーズ指数なども強い

2018年5月18日 15:42

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は2万2930円36銭(91円99銭高)、TOPIXは1815.25ポイント(6.88ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億310万株

 18日後場の東京株式市場は、円相場が正午過ぎに1ドル111円台に入る円安進行となり、武田薬品工業<4502>(東1)による7兆円規模の欧州企業買収が完了するまでは円のアタマが重いとの見方もあり、日経平均は前引けの水準(57円74銭高の2万2896円11銭)をほぼ上回ったまま堅調に推移した。前引けは安かった東証2部指数、マザーズ指数も堅調になり、日経JQSDAQ平均も高い。

 後場は、引き続きJXTGホールディングス<5020>(東1)などの石油株や資源関連株が原油高を手掛かり材料に一段と強含み、東京海上ホールディングス<8766>(東1)は14時に決算を発表して急伸。4月20日上場のHEROZ<4382>(東マ)は初値の半値水準とあってさすがに売られ過ぎ感が言われて続伸。レカム<3323>(JQS)は14日発表の第2四半期決算の大幅増益などに注目が強く大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は13億310万株(前引けは6億5695万株)。売買代金は2兆2800億円(同1兆627億円)。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は1161(同1061)銘柄、値下がり銘柄数は824(同910)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは25業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、鉱業、保険、非鉄金属、ゴム、パルプ・紙、海運、化学、輸送用機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【業績でみる株価】FCMは18年3月期大幅増収増益・増配予想で再増額の可能性(2018/02/20)
【株式評論家の視点】日本システム技術は第3四半期営業黒字転換、昨年9月の下値圏に届き値ごろ感(2018/02/08)
カチタスはニトリの家具・インテリア付き中古住宅の販売に期待感、2600円どころが下値圏(2018/02/13)
【編集長の視点】BEENOSは1Q流通総額の高進捗率を手掛かりに売られ過ぎの訂正買いが拡大し続急伸(2018/02/19)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事