8日の米国市場ダイジェスト:NYダウは2ドル高、中東情勢の悪化が重石

2018年5月10日 07:39

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記事提供元:フィスコ


*07:39JST 8日の米国市場ダイジェスト:NYダウは2ドル高、中東情勢の悪化が重石
■NY株式:NYダウは182ドル高、エネルギー関連株に買いが広がる

9日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は182.33ドル高の24542.54、ナスダックは73.00ポイント高の7339.91で取引を終了した。寄付きはもみ合う展開となったものの、米国によるイラン核合意の離脱及び、同国への経済制裁の再開を受けて原油相場が上昇し、エネルギーセクターが選好されたほか、米国債利回りが再び3%を突破したことで、金融株にも買いが広がり、上げ幅を拡大して堅調推移となった。セクター別では、エネルギーや銀行が上昇する一方で電気通信サービスや公益事業が下落した。

原油相場の上昇を受けてエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連会社が堅調推移。旅行口コミサイトのトリップアドバイザー(TRIP)は、決算内容が予想を上振れ大幅上昇。クーポン共同購入サイトのグルーポン(GRPN)は、通期見通しを上方修正し買われた。一方で、小売大手のウォルマート(WMT)は、インド最大の電子商取引会社フリップカート株77%を160億ドルで取得することが報じられ、財務負担を懸念した売りが広がった。

ストリーミング端末のロク(ROKU)は、マーケット終了後に1-3月期決算を発表し、売上高は予想を上振れ、一株損失は縮小した。時間外取引で上昇して推移している。


■NY為替:米長期金利再上昇でドル強含み

9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、一時109円58銭まで売られたが109円83銭まで上昇し、109円71銭で引けた。米国の4月生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったことや、米債利回りの伸び悩みを意識してドル買いは一時後退したが、引けにかけて長期債利回りは再び3%を突破し、ドル買いが再び強まった。

ユーロ・ドルは、1.1897ドルまで上昇後、1.1841ドルまで反落し1.1848ドルで引けた。ユーロ・円は、130円49銭まで上昇後、129円93銭まで反落した。ポンド・ドルは、1.3607ドルまで上昇後、1.3541ドルまで反落。英国中央銀行の金融政策決定会合を控え、金利据え置きを織り込むポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは、1.0004フランから1.0056フランまで上昇した。


■NY原油:大幅反発で71.14ドル、原油在庫は予想外の減少

NY原油先物6月限は大幅反発(NYMEX原油6月限終値:71.14 ↑2.08)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比+2.08ドルの71.14ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて71.36ドルまで上昇した。原油在庫は増加予想に反して減少したことや、米国がイラン産原油の購入縮小を諸外国に対して要請したことが材料視されたようだ。米国はイラン核合意からの離脱を表明したが、イラン側がどのような対応をとるのか予測困難であることも原油先物の上昇を促す一因となっているようだ。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 30.72ドル +0.79ドル(+2.64%)
モルガン・スタンレー(MS) 54.14ドル +0.76ドル(+1.42%)
ゴールドマン・サックス(GS)241.73ドル +4.73ドル(+2.00%)
インテル(INTC) 54.34ドル +0.71ドル(+1.32%)
アップル(AAPL) 187.36ドル +1.31ドル(+0.70%)
アルファベット(GOOG) 1082.76ドル +28.85ドル(+2.74%)
フェイスブック(FB) 182.66ドル +3.74ドル(+2.09%)
キャタピラー(CAT) 152.61ドル +2.68ドル(+1.79%)
アルコア(AA) 53.49ドル -0.27ドル(-0.50%)
ウォルマート(WMT) 83.06ドル -2.68ドル(-3.13%)
スプリント(S) 5.18ドル +0.03ドル(+0.58%)《DM》

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