富士ソフトサービスビューロの18年3月期は大幅増益、官公庁向け案件が拡大

2018年5月10日 07:08

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■コールセンターサービス・BPOサービス分野ともに好調

 富士ソフトサービスビューロ<6188>(JQS)は9日、18年3月期業績(非連結)を発表した。

 売上高が前期比17.5%増の100億38百万円、営業利益が同61.5%増の4億36百万円、経常利益が同55.7%増の4億42百万円、純利益が同48.5%増の3億11百万円を達成した。

 売上高は、コールセンターサービス分野、BPOサービス分野ともに官公庁向けの案件が拡大した。利益面は、売上高の拡大に加え、官公庁関連のスポット案件が貢献したこと、効率的な業務運営等により、好調に推移し、第4四半期累計期間において、19年3月期に向けたIT機器や什器備品等のインフラ投資を行った。

 サービス別に見ると、コールセンターサービス分野の売上高は49億17百万円(前期比16.5%増)となった。国民健康保険中央会から新規受託したITヘルプデスク業務が、18年3月期4月からスタートしたこと、既存の日本年金機構向け年金相談業務における業務拡大等により、引き続き好調に推移した。

 BPOサービス分野の売上高は、51億20百万円(同18.4%増)となった。日本年金機構向け年金事務業務の伸張を中心に、スポット業務の受託等、官公庁向けの案件が引き続き好調に推移した。    2019年3月期業績予想は、売上高が110億円(前期比9.6%増)、営業利益が4億40百万円(同0.8%増)、経常利益が4億40百万円(同0.6%減)、純利益が3億19百万円(同2.5%増)としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】BEENOSは1Q流通総額の高進捗率を手掛かりに売られ過ぎの訂正買いが拡大し続急伸(2018/02/19)
【材料でみる株価】イオレは団体活動を支援するデータカンパニー(2018/02/19)
【業績でみる株価】夢真ホールディングスは17年9月期1Q大幅増収増益、通期予想に上振れ余地(2018/02/13)
【株式評論家の視点】スペースシャワーネットワークは第3四半期業績が年計画を上回り好調、下値圏に届き下げ渋る(2018/02/07)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事